〇尊王攘夷運動
幕府を倒して外国の勢力を追い払うことで、天皇中心の政治への転換を呼びかけた運動。
〇安政の大獄
尊王攘夷運動で、吉田松陰など幕府に反対した大名や武士を大老の井伊直弼が処罰した。
〇大政奉還
第15代将軍徳川慶喜が政権を朝廷に返還したこと。これにより江戸幕府がほろびた。
〇王政復古の大号令
天皇中心の政治にもどすことを宣言し、新政府の成立を発表した。同時に徳川慶喜の政治的影響力をおさえた。
〇戊辰戦争
新政府に反対する旧幕府軍は、鳥羽・伏見の戦いに敗れた後、東北・北海道まで逃げ、函館の五稜郭（ごりょうかく）に立てこもるが、新政府軍に降伏させられた。
(江戸時代が続いていたら
あまり変わらないのでは？ と思っています。
理由は明治の文化は海外事情が主な為です。そもそも、江戸時代を終わらせるのは幕府側の提案で「開国し、政治はヨーロッパを手本に二院制に」としていました。ですから、神戸も横浜も開港しましたし、パリ万博に使節団を送りもしました。浪士たちも薩長もそれに反対していたわけです。
それがいつのまにか、倒幕運動での開国になりますよね。
そのため、例え下級武士の反乱が無くとも、幕府は解散して二院制になり、公武民宗の社会も解体され、全国民が同じ法律になるでしょうし、不満分子は軍隊に吸収され、帝国軍が創設されるでしょう。
恐らく、江戸中期にはフィリピンでスペインと戦争をし、太平洋戦争化してるのではないかと想像しています。
その場合、多くの人が海外戦争に送られて、戦費を賄うために、交易や植民地化も活発になると思います。
そうなれば、今の日本人の気質が育まれないかもしれないので、現代の日本はもっと出自による身分社会が強い、一般的な国になっていたのではないでしょうか。
