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密勅とは密かに出された勅旨(天皇の命令)のことです。
薩長同盟は幕府が政権をもっているのをいいことに幕府を倒そうとしました。(特に長州は池田屋事件や禁門の変などの腹いせをしたかった)

ですが、ただ倒そうとすれば先に手を出した方が悪くなります。喧嘩と同じです。

そこで薩長は勅旨(天皇の命令)さえあれば悪くならないのでは?と考えました。
そして討幕の密勅を手に入れたので、いつでも幕府を倒すことが可能になりました。

ですが、幕府も何も知らないわけではありませんでしたが。幕府側の山内豊信が慶喜に「密勅が出されたので危険です。先に天皇に政権を返しましょう。」という抗議をしました。

慶喜は頭が良かったのでその抗議(申し入れ)を受け入れて朝廷に政権を返したのです。これを大政奉還といいます。

政権を天皇に返してしまった以上、薩長は幕府を倒す意味がなくなります。もし、そこで倒してしまったら幕府ではなく薩長が悪いことになるので。
仲直りしたのに手を出してしまったら、その人が悪いようになるのと同じです。

こんな感じでどうでしょうか。

🌼

波夏さん、ありがとうございます🙏🏻🙏🏻
一つ質問いいですか?
薩長は天皇から討幕の命令をもらえば討幕すると考えていた時に天皇が命令をくれたということですか?

波夏

薩長は天皇の命令をもらうために、公家である岩倉具視に協力をお願いしています。そして、岩倉具視が裏で動いたことにより討幕の密勅は意図的にくだされたものです。

また討幕の密勅は偽物だったのではないかという説もありますがどちらにせよ、薩長の意図的にくだされたものなので偶然タイミングが同じだったわけではありません。

🌼

なるほど!そういうことでしたか!ありがとうございます🙏🏻🙏🏻

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