✨ ベストアンサー ✨
サメが尿素を生産するのは体液浸透圧の調節のためではないですか?海産軟骨魚類はその体液組成から、海水の高い浸透圧に適応する上で尿素を体液に溶かすことで浸透圧を維持しています。
また、硬骨魚類も環境によってはアンモニアから尿素を生産することがあります。
胎生にしたのは本当になぜなんでしょうね?種にもよると思いますが、サメの卵が孵化するのには1年近くかかると聞いたことがあります。1年間も海に放置された卵はどこかのタイミングで捕食されてしまう確率が高そうなので、それならいっそ体内で卵を保護してしまえば、卵胎生の個体の子は生き残る可能性が高そうですね。そこで発達の方向へ自然選択が強く影響すれば、胎生の個体も生じそうです。
サメが交接器(ペニス)をもつことも関係していそうですね。魚類としては珍しい体内受精を行うサメだからこそできた芸当なのではないかと思います。
肝臓の脂を用いるのには浮き袋をもたないことが密接には関わっていそうですが、浮き袋がないから肝油で代用したのか、肝油を用いるから浮き袋が退化したのか。僕には見当が付かなかったので調べてみました。
深海性サメ類の肝臓による浮力調節について
https://ci.nii.ac.jp/naid/40022467008/
こちらの論文では、様々な種のサメ類について、肝油の比重や肝量の違いと生息する深度や着底性とに相関性があることを示しています。ただ、同じ深度に棲むサメについても、種によって違いが見られたとのことで、まだまだ分からないことだらけなようで、とても興味深いですね。
ベストアンサー、ありがとうございます。
よっぽどのことでない限り尿素に変える労力なんて省きたいですもんね。
孵化についてはそれこそネコザメです。手元にサメについての本がないのでとりあえずネットで調べてみましたが、いくつかそう書かれているサイトも見つかりました。ナヌカザメの孵化に13ヶ月かかることがあると書いてあるサイトもありました。
もうペニスでもクラスパーでも通じたらいいかなと笑
ナヌカザメって、漢字だと七日鮫みたいで
釣り上げてから長いこと生きるからそうなったようです。面白いですねぇ。
まあ、ペニスでもクラスパーでも分かりますけどw
あれは腹鰭が適応してできているので、ペニスじゃないですよw
というか2本あるやないですかw1本でいいですね僕はw
厳密には違うんですね!知りませんでした。下ネタと取られるか専門用語っぽいかの違いぐらいしかないと思ってました笑
やっぱり2本もあっても持て余しますよね。むしろ困りそう笑
あらら、お役に立てて(?)良かったです w
僕は発生学や進化学の分野は専門でないので十分な回答になっていたか不安でしたが、こちらこそ、お役に立てたなら幸いです。
質問なんですが、
僕は新高一なんです。ここまで詳しかったら変態ですかね?
ド変態だと思います笑 ただ、僕は変態大好きですよ。
新たに入学される高校の校風にもよりますが、わかりやすく好きな分野があるなら突き詰めた方がいいと思います。あなたと同じレベルで詳しい人や、あなた以上に詳しい人との関わりを大切にしてください。
僕は論文を読み漁って好奇心だけで独学でやってきました。それ故に僕と同じ、それ以上の人と会ったこと無いんです泣。改めて、ご回答ありがとうございました!
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魚のことなら大体は答えれますよ?
是非みむさんのご意見ももっと聞きたいです!
全然いいですよ!フォローしておきますね〜
ああ、アベハゼのことですよね?
アンモニア排出の方が魚類だから普通は効率が良さそうですが、面白いですよね。
孵化に1年かかるって、どの種のことですか?
例えばネコザメなんかは卵が孵化するまでに1年もかからない筈です。(違ってたらすみません)
ペニスって、、、クラスパーって書きましょうよw
あ、あとその論文知ってました(^^)v