Question

おのと、

口語訳お願いします＜(_ _)＞

カン
お とぎぞう し
幼き孝行元
御伽草子
ゑんじゅつ
はく
陸績、六歳のとき、衰術といふ人の所へ行き侍り。衰術
たちばな
いだ
陸績がために、菓子に橘を出せり。陸績、これを三つ取り
果物
て、袖に入れて帰るとて、衰術に礼をいたすとて、決より落
おじぎをしようとして
例題+D ここでの衰術の思いは?|
にあたって
とせり。衰術、これを見て、「陸績殿は、幼き人に似あはぬこ
ア不快 イ感謝ウ感心
と」と言ひ侍りければ、「あまりに見事なるほどに、家に帰り、
(をなさる)」と言ったところ
なので二Cの
母に与へんためなり」と申し侍り。衰術、これを聞きて、「幼き心
与えるためです
Sro
にて、かやうの心づけ、古今まれなり」と
めったにないことだ
このような心遣い
ほめたるとなり。さてこそ、天下の人、
古舗
かれが孝行なることを知りたるとなり。
町は
知ったということである。

Answer 1

✨ ベストアンサー ✨

小西行長

陸績は、6歳の時、袁術のところに行った。袁術は陸績が来たから、果物の橘を出した。陸績は、これを3つ取って、袖に入れると、帰るとき、礼をしようとして、落としてしまった。袁術は、これを見て、「陸績殿は、小さい子供に似合わぬことをなさる」といったところ、「あまりに見事なので、母親にあげようと思うのです。」と言った。袁術はこれを聞いて、「このような親思いな心遣いは滅多にないことだ」と褒め称えた。天下の人は、陸績が孝行者であることを知った。

小西行長

ここで言う橘は、蜜柑のことです。