国語
中学生
教えてください😰
は猫と一緒にボーチに座っていました。猫の話はずいぶんややこしく、つなが
仕上げの問題
り方がよくわかりませんでしたが、それてもおじいさんは、すっかり感心して
しまいました。かわいそうなことをしたと、心が痛みました。
次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。
「起こってしまったことはしょうがない。」
おじいさんはある朝、自分にそう言い聞かせました。
『どうせなんの役にも立たない猫なんだ。ねずみ一匹捕まえやしないんだから。」」
おじいさんは「やかまし街道」と呼ばれる道路の、家の前にトラックを停め、
いつも猫とふたりて歩いた玄関までの道を、ひとりて歩きました。うつむいて、~
足取りも重く、寂しそうな顔で。ても玄関のボーチに着いてみるとー
猫は長いこと丁寧に、前足て顔を洗っていました。耳もぴんと立って、すっ一
かり元気そうになりました。これからはどんなにぐあいが悪そうに見えても、
おまえを置いてはいかないよ、とおじいさんは猫に約束をしました。魚釣リに
一緒に連れていくには、この猫はもう年をとりすぎたんじゃないかと、おじい
さんはちょっと考えただけなのです。
「ただうとうとしていただけなのに!」というのが猫の言い分です。冬の朝に、
気持ちよくいねむりをしてちゃいけないのかしら?
おじいさんは猫に魚のお礼を言いました。ても猫には、おじいさんに魚をあ
そこに猫が待っていました。そして前足て魚を一匹ぎゅっと押さえています。
キスして逃がしてやる必要のないくらい大きく育った魚です。
げたつもりなんて、全然ありません。てもな、おまえ、魚もねずみも、べつに
捕まえなくたっていいんだよ、とおじいさんは猫に言いました。おまえは今の 第
備の目は怒りに燃えていました。尻尾は勢いよく振りまわされ、木の床に当一
たって、ばたんばたんと強い音を立てています。猫はおじいさんの顔をじっと =
にらみつけました。
おじいさんは修ててヤキュウポウをとり、猫をまじまじと眺めました。それ」
おまえのままいいんだからさ。そして、確かにちょいと慶せっぽちだけどな、
とつけ加えました。
へ
猫は知らん顔をしていました。
から魚をまじまじと眺めました。それを見て、鳥たちさえしんと静まりかえり
ました。ても猫はそんなこと気にもとめません。この魚はおじいさんにも触ら一
せるもんか、という険しい顔つきてす
し。
おじいさんはその夜、口笛をフきながら、またポテト·スープを作りました。
猫は電気毛布の上に横になり、ごろごろと喉を鳴らしていました。
おじいさんはそんな猫の姿を目にしてほっとしました。今ては、そんな気持
ちがはっきりと目に見えます。ても猫は、まだ機識が戻らないみたいて、おじ
備はしゃベリません。ただ適ぼえするような鳴き声をあげるだけてす。大き一
く口を開け、長い間「うおーん」と鳴いていました。猫がそのように語る話を、
おじいさんは詳しいところまでは、よく開き取れませんでした。てもおおよそ
のところ、鍋は水に濡れるのはいやだったけれど、一生懸命泳ぎに泳ぎ、魚を一
いさんと一緒の毛布では寝てくれません。
それても夜が更けて、空に銀色の月が浮かぶ頃には、ふたりはまた、すっか
相手になにやかやあった、ということらしいのです
それがどんなに大変なことだったか、顕はおじいさんに向かって、いつまで
も語り続けました。個がくたびれて、もう何も話せなくなるまで、おじいさん
り伸よしになっていました。一
《テリー=ファリッシュ 村上存樹訳「ポテト.スープが大好きな葉」より)
ポテト·スープが大好きな猫
C
A
B
ー線@「前足で角魚を一匹ぎゅっと押さえています」とありますが、猫は
なぜ魚を捕まえてきたのですか。次の文の『
3
]A~Cに当てはまることば
考えて書きなさい。
おじいさんが猫を一
(6点×3=8点)
A_ ことにBて、魚を捕まえてc_から。
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