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天正遣欧少年使節と岩倉使節団はそれぞれ何をしたか教えてください🙇‍♀️

回答

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天正遣欧少年使節は、大友宗麟などのキリシタン大名がローマ教皇、スペイン王、ポルトガル王に遣わした使節団のことです。目的としては、
1. 日本での布教の経済的・精神的援助(宣教師を増やすとか)
2. 帰国後に少年たちに「西欧キリスト教世界の栄光・偉大さ」を自ら(ここ重要)説明させて、それを布教に役立てる

というものでした。

ちなみに天正は、信長が足利義昭を追放して天下人になった時に変えさせた元号です。
また「遣」はつかわすという意味で、遣欧使節は「『欧州』への使い」という意味です。

一方、岩倉使節団は明治時代の初期に、右大臣岩倉具視をリーダーとしてヨーロッパやアメリカに、新政府発足を知らせることと、不平等条約の交渉のために遣わされた使節団です。しかしながら欧米との国力の差が凄すぎたため、途中から技術や政治システムなどを学ぶ観光をメインとする方針に変更されました。本来のミッションには失敗しましたが、この使節団が持って帰ってきたプロイセンの政治システムなどは、後の大日本帝国発展に大きく貢献しました。

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