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まず、基礎事項
昨日解答したように、デンプンは唾液やすい液中のアミラーゼと粘膜上皮細胞から分泌されるマルターゼによって、グルコースまで分解されるのでした。
で、酵素(今回ではアミラーゼやマルターゼのこと)は酵素の種類にもよりますが、40℃くらいでないと働きません。
(1)②
Aはデンプンと水を入れて40℃にしている。デンプンと水を入れて40℃にしても、デンプンは変化しないので、デンプンは試験管Aに残ったままである。すなわち、ヨウ素液の色は変化する
Bはデンプンと唾液を入れて40℃にしている。40℃なので、唾液中のアミラーゼが働き、デンプンはマルトース(麦芽糖)に分解されるので、デンプンは試験管Bには存在しなくなる。すなわち、ヨウ素液の色は変化しない
Cはデンプンと水を入れて0℃にしている。デンプンと水を入れて0℃にしても、デンプンは変化しないので、デンプンは試験管Cに残ったままである。すなわち、ヨウ素液の色は変化する
Dはデンプンと唾液を入れて0℃にしている。0℃なので、唾液中のアミラーゼが働らかない、すなわち、デンプン分解されないので、デンプンは試験管Dに残っている。すなわち、ヨウ素液の色は変化する
以上より答えはA,C,D
(2)①糖には違いないですが、正確に言うと還元糖になります。
還元糖とは、還元性のある糖のことです。(化学で酸化還元やりましたよね)
還元性ある糖、すなわち、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、麦芽糖(マ
ルトース)などが存在すれば、②のように変化します。
一方、還元性のないショ糖(スクロース)では、②のように変化しません。
③加熱する必要がある
④(1)の②の解説より、試験管Bにはマルトースが生じているので、ベネジクト液が変化す
る。それ以外は、還元糖は生じていないので変化しない
(3)40℃することによって唾液中のアミラーゼが働き、デンプンがマルトースに分解された。
もしくは、
40℃することによって唾液中のアミラーゼが働き、デンプンが還元性のある糖に分解され
た。
分からなければ質問してください
ありがとうございます!
自分なりにまとめるのとっても難しいので解説助かります!!!
デンプンは唾液やすい液中のアミラーゼによって、マルトースに分解されます。