世界史
高校生

資料3の説明からどうしてスエズ運河会社株の買収が想起できるのですか?

問6 生徒Cは, 生徒 徒Bの意見を聞いて, 両者とも 19 世紀から 20 世紀初 頭のイギリスの経済面だけから説明していることに気づいた。そのため, 20 世 紀半ばまで期間を広げ ほかの側面から考察するために資料3及び4 を集めた。 資料3及び4について述べた下の文意中の空剛 ェ と オ に入れる語句の組合せとして正しいものを, 下の⑩-⑨⑳のぅ ちから一つ選べ。 | 24 資料3 ライオンの分け前(1876 年) 資料4 ソ連で描かれた風刺画(1956 年) ライオン (イギリス) が, [インド] と書 スフィンクスにしっぽをむし取られた ンのついた卿をもらっている ライオン (イギリス) と莉 (フランス) かうための鍵」 との説明が 生徒C : 私は, イギリスの対外進出に関する 2 枚の風刺画をみつけました。 資 料3は、イギリスが19 世紀後半に ェ したことを描いて います。一方の資料4 は, オ を表現したものであり, こ れによりイギリスは常国主義時代に得た権益を失いました。この出来 事は,、 イギリスの国際的な地位を低下させ,「イギリスの裏退]」 として 評価されることもあったようです。た 、イギリスが本当に[衰退] しているのかは, 多面的にみていく必要があります。「国家が記退す る」 とはどういうことなのか, もっと擦究してみたいですね。 エーインド大反乱を鎮圧 オーモサデグの石油国有化 *乱を鎮圧 オー第2 次中東戦争 エースエズ運河会社の株を買収 「オーモサデグの石油国有化 エースエズ運河会社の株を買収 オー第2次中東戦争 ⑤@@③@ら@ 問6 [24] スエスズ運河会社株の買収と第2次中東戦争 《⑳ | エ 資料3の説明から, スエズ運河会社株の賞収(1875) を想起する。ライオン (イギリス) が「イ 本写 ンド」と書かれた鍵(「駅に向かうための鍵]) をもらっている。また,奥にビラミッドが描かれ, お金が入った彼を渡している様子がわかる。帝国主義時代のイギリスは,、 エジプト・インド・ 南アフリカを結ぶ3 C政策を推進した。なお, インド大反乱の鎮圧は 1859 年である。 オ 資料4に描かれているスフィンクス (ニエジプト),ライオン (イギリス),翔 (フランス) から。 第2 次中東戦争 (1956 - 57) を想起する。1956 年、。エジプトのナセルがスエスズ運河国有化 を宣言すると, イギリス・フランス・イスラエルはコ トに侵攻し, 第2 次中東戦争が始まっ たが, 国際的な非難を受けてイギリス・フランス・イスラエルは撤退した。生徒Cの発言に ある「辻国主義時代に得た権益を失い] とは, スエズ運河をがしている。なお, モサデグの 石油国有化は 1951 年で、イランで起こった出来事である 第4問 日本の近代化と世界の歴史 日本の近代化をテーマに, 日本の近隣のアジア諸国や欧米諸国との国際関係にかかわる歴史事象を出題 している。 資料から読み取ることができる当時の情勢にも注目。

回答

資料3だけでは確かに難しいですが、こういうのは問題文全体で考えたら分かりますよ。
とりあえず一旦迷うエの空欄は置いておいて、オを先に解くようにすれば分かります。
資料4に書かれている「スヒィンクス」はエジプト、そしてそれにしっぽをむし取られていると書いている当たり、オはエジプトによるスエズ運河の国有化しかないでしょう。よってそれにより巻き起こった第二次中東戦争が正解となるわけです。そしてそこから逆算すれば、スエズ運河の買収までたどり着きそうです。
確かに、「インドのリボン」とありますから、インド大反乱の鎮圧と答えたいところでもありますが、それではその後に続く「駅に向かうための鍵」というのが説明できないでしょう。
昔の航海技術ではイギリスからインドまでわざわざアフリカ大陸の南を回ってから行くのにたいへん時間がかかったのです。そしてそれを大幅に時短させたのがスエズ運河なのです。世界地図で確認してみてください。見れば分かりますよ。全然距離が違いますから。
そしてイギリスはそのスエズ運河を買収出来たわけです。つまり、「インドまで向かう時短路線(駅)」を獲得したというわけです。たぶん風刺画はそう表したいのだと思います。

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