英語
中学生
解決済み

このような問題の解き方がいまいちわかりません!
どうやったらできるようになるんでしょうか,

回答

✨ ベストアンサー ✨

こういう論理的な文(対話文などではなく、説明的な文)は、パラグラフごとにテーマ(そのパラグラフで何が言いたいのか)を追っていくことが大切です。基本的に1つのパラグラフの中には1つテーマがあり、テーマは各パラの冒頭や逆説を表す語句(butやhoweverなど)のあとに書かれていることが多いです。また、各テーマの説明に具体例を持ち出してくることも多いので、そこから逆算的に考えて、その具体例は何が言いたいから持ってきたのかというのを考えることが大切です。論理構造が捉えられると「必要なところ」と「どうでもいいところ」がわかるようになるので、速読にも繋がります。また、高校に入ると知らない単語も必ず出てくるのでそのときに推測する手がかりになったりします。

今回の2つの問題は、どちらもまさに2パラと3パラのテーマが把握できているかを問う問題だと思います。
写真にこの文の論理構造をまとめてみました。これを参考に、<< a >>と<< b >>を解いていきます。

(3)[a]
2パラは、「伝統的な食料の保存法」について述べているパラグラフです。微生物によって腐るとかいうのはあくまで具体例として挙げているdryingやsaltingの説明です。「どうして腐るのか」は主題ではなく、それは<a>の前の文からわかります。traditionalが入っていない時点でイウエはどれもおかしいです。ちなみに、文脈を把握していれば内容一致問題として処理もできます。イは「微生物は保存に必要」と書いていますが、腐る原因なので逆です。エはMaybe, they didn't know...と書いているので×です。ウはそもそもscientistsの話なんて出てきていません。

(3)<b>
soという因果を表す語句があるので、前文との因果関係が成立するようにしないといけません。
保存食は生鮮食品にない利点がある
↓(だから)
●●だけれども、私たちはいまだに保存食を食べている。

これに対応する文が、このパラの主題にあたる冒頭文にあります。冒頭文では、譲歩→逆説構造をとっていて、最後の文も全く同じ形で、ここでもAlthoughによって譲歩→逆説構造をとっています。いわゆる言い換えです。

ブドウくん

最初「今では、fresh foodsを保存する技術もたくさんある。けれども、未だに私たちは保存食を食べている」とあり、選択肢として選ばないといけないのは譲歩にあたる部分だから、「今では、fresh foodsを保存する技術もたくさんある」みたいな選択肢がないかな?と探します。そうしたら、エにまんまのものがあるので、答えはエです。
内容一致として処理すると、アは保存されていない食品を食べるのは難しいと書かれていますが、今ではfresh foodsもたべることができるので冒頭文に矛盾します。ウは保存食がすぐ腐るなんていうことが書いていますが、こんなのを選ぶ人はこの文章全体が読めてません。イは伝統的な保存方法がたくさんあると書いていますが、これは前のパラグラフの内容です。それに、Althoughは逆説なので、「保存法がたくさんあるけれども、保存食が今でも食べられている」となるので、文意的におかしいです。

もちろん、最低限の単語力や文法の知識は必要ですが、その上で主題を把握して読んでいく練習をするといいと思います。練習のときは(本番もなるべくするといい)、各パラごとに立ち止まって「このパラは何が言いたかったのかな?」というのを考えて一言書いておくといいと思います。

リュウ🌍

確かに日本語で各パラに書くことによって問題やるときにわかりやすくなると思いました!!
丁寧にありがとうございました😊😊

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