ニュートンの運動の法則の本質を突いてる面白い問題ですね。テストで出たらきついけど
等速直線運動をするには、物体への力がつりあっている(合力がゼロである)必要があります。
まずこの宇宙船は無重力空間を飛んでるわけではないことに注意です。惑星による重力(万有引力)が少なからず働いているはずです。
等速直線運動のために、それとつりあう力をガスの噴射により得ているわけです。
万有引力は鉛直方向なので、もちろん対抗する力も鉛直です。
じゃあ水平右向きに噴射している場合はどういう状況かというと、左向きに加速しつつ落下していきます。
つりあわない力が働いていると物体は「加速」します。(運動方程式の通り)
つまり等速ではなくなっちゃいます。
よくある宇宙船が飛んでるイメージありますけど、あれはきっと無重力空間を加速度運動している状態です
