地理
中学生

中国・四国地方で行われている
社会の変化に応じた地域の活性化を目的とした都市→再開発
人口減少による経済の衰退を克服し地域を活性化する活動→町おこし・村おこし
再開発と町おこし・村おこしの違いを教えてほしいです。

回答

50年以上前に開発が進んで都市化している地域では、古びた団地やアパート、薄汚れた工場群、空き家、落書きだらけの壁、客が遠のく商店街こうしたところに新たにお金をつぎ込んで魅力ある街に作り変えるないしは修復・整備していくのが再開発です。
かつて自立的に(大都市の存在に頼らずに)存在していたムラや小規模なマチが、構造の変化(イナカは大都市に労働力を送り出し、都会人の食べ物を作って都市に送り出すだけの価値しかないという、大都市中心の価値観を前提にした社会に変化したこと)によって人口が減り、高齢化が進み、少子化が進み、お店がなくなり、と衰退するなかで、イナカの人が知恵を絞って、都会人にウケル新しい商品を開発したり、都会人にウケル観光地を作ったり、都会人にウケル地域の魅力を発信したりすることで、生き残りをはかって他のイナカに負けないように頑張る取り組みが町おこし・村おこしですね。新しい価値を生み出すことは考えていても、大都市の満足の為にイナカは消費されるのだという思想から抜け出していないあたりに限界がある点と、そうしたイナカの頑張りを求める都会人はただのイジメです。ふるさと納税も同じたぐいです。

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