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入試の文法・長文の両方においてよく出題される事項の1つ。
関係詞 (1)
文法問題では関係詞の使い分けを問われ、 長文では文中の関係詞
に続く節がどこまでなのかを判断する力が必要となる。
関係代名詞
先行詞
主格
所有格
目的格
人
Who
Whose Whom
物
Which Whose
Which
※1
人 / 物 that
先行詞とは?
関係代名詞に続く節に修飾されている名詞
that
※1 of which のパターンもある。
Look at the man who is standing under the tree.
先行詞
先行詞の種類による使い分け
先行詞が人or 物 (動物) のどちらかであるかで判断する
Look at the man who is standing under the tree.
先行詞
人
He has the dog which has brown eyes.
先行詞
物
※ 関係代名詞 that は先行詞の種類を問わず使用できるが、
大学入試では、 そのような状況では選択肢として与えられない。
よって、 常に先行詞も意識する必要がある。

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関係詞 (2)
主格・所有格・目的格の使い分け ①
1. 主格
= 主語” の位置
The king had a daughter (
)was very beautiful.
先行詞
関係詞に従う節を抜き出して、
A daughter was very beautiful.
先行詞を適切な位置に入れると・・・
V
S
先行詞は、主語の位置に入る
||
C
主格
The king had a daughter (who) was very beautiful.
王にはとても美しい娘がいた。
2. 所有格
"
= '先行詞's"
We know the girl ( ) father is a singer.
先行詞
関係詞に従う節を抜き出して、
先行詞を適切な位置に入れると・・・
The girl's father is a singer.
(Her)
先行詞は、“先行詞's" で入る
所有格
We know the girl (whose) father is a singer.
私達は、父親が歌手をしている少女を知っている。

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関係詞 (3)
主格・所有格・目的格の使い分け ②
3-1. 目的格
11
= 目的語” の位置
The man() you saw in the library is my uncle.
先行詞
関係詞に従う節を抜き出して、
you saw the man in the library
先行詞を適切な位置に入れると・・・
S V
0
先行詞は、 目的語の位置に入る
3-2 目的格
||
目的格
The man (whom ) you saw in the library is my uncle.
あなたが図書館で会った男性は私の叔父である。
"
= 前置詞の後”
The girl (
先行詞
)you talked with is a famous singer.
関係詞に従う節を抜き出して、
you talked with the girl
先行詞を適切な位置に入れると・・・
前置詞
先行詞は、 前置詞の直後に入る
||
目的格
The girl (whom ) you talked with is a famous singer.
あなたが話をしていた女の子は有名な歌手である。

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関係詞 (4)
主格・所有格・目的格の使い分け ③
注意すべき格
He is the man ( ) we believe can help you.
先行詞
関係詞に従う節を抜き出して、
先行詞を適切な位置に入れると・・・
we believe (that) the man can help you
(S)
(V)(0)
S V
○
先行詞は、 that節中の主語の位置に入る
||
主格
He is the man (who) we believe can help you.
彼は、君を助けてくれると私たちが信じている男だ。
関係詞に従う節中に think, believe, suppose, say, koow, hear があれば要注意!
これらの動詞の後ろに that 節が続くかを見抜いて考える。
関係代名詞 what
関係代名詞 what は、 先行詞を含んでおり、
別に先行詞がいらない。 〜すること (もの) と訳す。
I'm satisfied with ( ) I said.
先行詞がない
||
I'm satisfied with (what) I said. 私は、君が言ったことに満足している。

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関係詞 (5)
前置詞+ 関係代名詞
前置詞+ 関係代名詞では、 2パターン
の書き方がある。
(1)前置詞が節の後ろに残るパターン
The girl is a famous singer.
+
you talked with the girl
whom
関係代名詞だけが前に移動
The girl whom you talked with is a famous singer.
(2) 前置詞も関係代名詞と共に前に置かれるパターン
The girl is a famous singer. + you talked with the girl
関係代名詞と前置詞が
セットで前に移動
whom
The girl with whom you talked is a famous singer.

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関係詞 (6)
that の特別用法
関係代名詞において、 that を使うのが好ましい場合があり、 入試の文法問題
でも時折出題されるので、 知っておく必要がある。
(1) 先行詞 = <人+物 >
I saw a girl and a dog that were walking aroud the lake.
先行詞
<人+物 >
私は湖の周りを歩いている女の子と犬を見た。
(2) 疑問詞の Who, Which がある時
Who is the man that is standing over there.
先行詞
疑問詞
向こうに立っている男性は誰?
(3) 先行詞
=
all, much, little, eveything, nothing, anything
All that you have to do is to write your name here.
先行詞
あなたはここに自分の名前を書きさえすれば良い。
(4)先行詞の直前に最上級の形容詞, the very (まさに), the only, the first, the last
This is the very thing that I have wanted for a long time.
先行詞
これがまさに私がずっと欲しかった物です。

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関係詞 (7)
関係副詞
先行詞が“時”
When
場所”
Where
前置詞 + which
=
関係副詞
“理由”
Why
"方法"
How
(1) 関係副詞 where
This is the town where he was born.
"場所”
ここは、 彼が生まれた町だ。
=
: This is the town in which he was born.
= This is the town. + He was born in the town.
(2) 関係副詞 when
The day will come when your dream will come true.
"
”時”
あなたの夢が実現する日がやってくるだろう。
= The day will come on which your dream will come true.
=
The day will come. + Your dream will come true on the day.

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関係詞 (8)
(3) 関係副詞 why
This is the reason why I was absent from school.
“理由”
こういうわけで、 私は学校を欠席した。
= : This is the reason for which I was absent from school.
=
This is the reason.+ | was absent from school for the reason.
(4) 関係副詞 how
This is how he solved the problem.
This is the way he solved the problem.
"方法"
※他の関係詞と異なり、
先行詞か how のどちらか
を省略しなければならない。
=
こういう風にして、 彼はその問題を解いた。
This is the way in which he solved the problem.
=
This is the way. +
He solved the problem in the way.

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関係詞 (9)
(カンマ) + 関係詞 [非制限用法]
(1)非制限用法の訳
I have three watches, which were made in Japan.
私は、3つ腕時計をもっており、 そしてそれらは日本製だ。
I went to New York, where I met him.
私は、ニューヨークへ行った。 そこで彼に会った。
I met him yesterday, when he told me his father was ill.
私は昨日彼に会った。 その時、 彼は父が具合が悪いと私に話した。
訳の手順
①(カンマ)の前までを訳す。
②(カンマ)を接続詞 (and, but 等) として訳す
関係詞を代名詞として, (カンマ) 以降の文を訳す。
(2) 非制限用法と制限用法の訳の違い
非制限用法 ( + 関係詞) と制限用法では、
ニュアンスに違いが出る。
非制限用法
He has two daughters, who live in New York.
彼には2人の娘がいて、 彼女らは (みな) ニューヨークに住んでいる。
(彼には、娘は2人しかいない。 そして、2人ともニューヨーク在住 )
制限用法
He has two daughters who live in New York.
彼にはニューヨークに住んでいる2人の娘がいる。
(彼の娘は2人以上いるが、 何人か分からない。 しかし、ニューヨーク在住の娘が2人いる。)

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関係詞 (9)
(カンマ) + 関係詞 [非制限用法]
(3) 文全体または一部を先行詞にできる関係代名詞 which, as
There are few places downtown for parking, which is really a problem.
(as)
先行詞
街の中心部では駐車する場所がほとんどないが、 それは本当に問題だ。
He said he had read the book many times, which was not true.
先行詞
(as)
何度もその本を読んだことがあると彼は言ったが、 それは本当ではなかった。
As is often the case with him, he was late for school.
先行詞
彼にはよくあることだが、 彼は学校に遅れてきた。
which と as の使い分け
As は先行詞の前でも後でも使えるが、
which は必ず先行詞が先に来なければならない。
先行詞
, which
~.
OK
先行詞
, as ~.
OK
As ~,
Which~,
✓
先行詞
先行詞
OK