✨ Jawaban Terbaik ✨
断定の助動詞です。
「にや」のあとには「あらむ」が省略されていて、訳は「敵のしたりけるにや(あらむ)」=「敵がしたのであろうか」
となります。
「の」=が(主格)
「たり」=完了の助動詞
「ける」=過去の助動詞
「に」=断定の助動詞
「や」=係助詞(疑問)
という感じですかね。
「にや」が出てきたら(特に文末)、八割がたこの省略形の疑問だと思っていいです。完了の助動詞「なり」は「あり」とくっついて「にあり」の形でよく使われますよね、その「に」と「あり」の間に係助詞「や」を入れて推量の「む」を文末に足したのが「にやあらむ」です。