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「カップラーメン」を物質名詞的に使っているのだと思います。
もし、「カップラーメン」に不定冠詞のaがついて、
数える名詞としてa cup ramenと言う場合
このa cup ramenは、「カップに入った状態のラーメン」を表すことになると思います。
例えばカップ麺を2個買ってきて、中身(作る前の乾いた麺)だけ1つの器に取り出したら、
1つの大盛りのラーメンになりますよね。
つまり、カップ麺が「1つ」あると認識できるのは、
カップに入ってる状態のときでしょう?
カップに入った麺が2つあれば、カップラーメンが2つあると認識する
ってことは、カップ麺の数というのは、麺じゃなくてカップを数えていることに他ならないですよね。
これは
水waterとかお茶teaとかコーヒーcoffeeとかが、
2杯分を1つの器に入れたら1つになっちゃうし、
これを1つ2つと数えようとするなら、
こいつらが入ってるcupとかglassとかを数えて
a cup of〜・a glass of〜
と言うのと全く同じことです。
(とはいえa cup of ramenとは言わないと思いますが)
あるいはカップ自体を捨ててしまったとしても、
ある麺の塊を見て
それが「1つ分」であると認識できるのは、
カップに入ってる状態を想定してのことですよね。
麺自体は、水やコーヒーと同じように、いくら分量があっても、合わせて混ぜてしまえば、
境目のない「1つ」になるものなので、数えません。
「1つ」と数えられるのは、「1つ分」が誰の目にもどんな場合でも明確な場合のみです。
例えば「りんご」をan apple と数えられるのは、
りんごが🍎←こういう形を持っていて、
人為的に加工しない限りこの形は変わらない、
誰の目にもりんご1つはりんご1つだから、です。
水やお茶やコーヒーのように、2つ分の分量でもくっつけたら1つになっちゃうようなものは数えないし
りんごも、例えばジャムを作るためにミキサーにかけたり加工してドロドロにしたものは、冠詞をつけずに
数えられない名詞として使います。
今回の
カップラーメンを作るのにお湯を沸かす必要はない
という文は、
「カップラーメンをつくる」と言っても、
工場で機械の流れ作業でやってるような
カップに麺を入れて封をして1つの商品としてのカップ麺を作る
ということではないですよね。
(これだったら数えると思う。カップの形は不変だから)
そうじゃなくて
乾いた状態の麺に水分を通して、食べられる状態の麺にする
ということを言っています。
つまりカップではなくて中身の麺を操作している。
これは
「コーヒーをいれる」 =コーヒーの粉末に水分を通して、飲める状態のコーヒーにする ことを
make coffee と表現するのと全く同じことです。
だからここでのcup ramenはwaterやteaやcoffeeと同じように、数えないのだと思います。
カップではなく中身の麺を操作している、この考えはとても納得しました。わかりやすくありがとうございます!