化学
高校生
解決済み
飽和蒸気圧の問題なのですが(4)をなぜこのような計算で出せるのかわからないです。教えて頂きたいです。
V
34 飽和蒸気圧 ■ 1.01×10Pa, 25℃のもとで,一端を閉じたガラ
ス管に水銀を満たし, 水銀を入れた容器の中で水銀面から110cm出し
倒立させたところ, ガラス管内の水銀柱の高さは76.0cmとなった。
これに少量のエタノールを注入すると,ガラス管内の水銀面は少し下っ
た。さらにエタノールを追加していくと水銀面はさらに下がったが, 水
銀面上にエタノールの液滴が見られるようになると, 水銀柱の高さは
70.0cm で一定になった。
110
76.0
cm
cm
●(1) 最初の 76.0cmの水銀柱の上の空間は真空とみなせる。 その理由を述べよ。
V(2) 水銀柱の高さが70.0cmで一定になったとき、エタノールはどういう状態か。
V (3) 25℃でのエタノールの飽和蒸気圧は何Pa か。
•(4) エタノールのかわりにジエチルエーテルを用いてこの実験を行うと、水銀柱の高さ
は何cmで一定になるか。 ただし, 25℃でのジエチルエーテルの飽和蒸気圧を
6.6 × 10 Paとする。
[立命館大 改]
34 (1) 水銀の飽和蒸気圧がきわめて低いから。
(2) 気液平衡 (3)8.0 × 10°Pa (4)26cm
(1)水銀柱上部の空間には水銀が蒸発しているが,その量はきわめて少
なく,25℃で 0.25 Paであるので、ふつうの実験では水銀柱上部の
空間には何も含まれていない (真空) と考えてよい。
(2) エタノールの液体が残っているので, 液体はもうこれ以上蒸発でき
ない状態になっている。
(3) 大気圧が1.01×10 Paのとき.その圧力で水銀柱が76.0cmの高さ
に押し上げられているので,高さ76.0cmの水銀柱の重力による圧
力が1.01×10 Paにあたることになる。 エタノールの蒸発により水
銀柱が (76.0cm-70.0cm=)6.0cm下がったので, 高さ 6.0cm の水
銀柱の重力による圧力を Pa単位に換算すると、 それがエタノール
Pa単位に換算すると,それがエタノール
J0.P=V
の飽和蒸気圧になる。
1.01 × 105 Pax
6.0cm
76.0cm
-=7.97... ×10 Pa≒8.0×10 Pa
(4) 求める水銀柱の高さをん [cm] とすると,
)
1 エタノールの蒸気圧+
X(ETS+TST
水銀柱の圧力
(1.01×10°Pa)
h=76.0cmx-
大気圧-ジエチルエーテルの飽和蒸気圧
大気圧
76=101x1050 (土)~(2)
Vになるとき
1.01 × 105 Pa
圧力=76.0cm×
1.01×10°Pa-6.6×10"Pa=26.3cm≒26cm
K
体
□=66×104
一
×0.8=
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