動名詞はあくまで「動詞っぽい[名詞]」です。
名詞ですから何かを修飾する働きはありません。
apple boy 「リンゴな男の子」なんて訳わかりませんよね?笑
不定詞には3つの用法があります。
・不定詞を「名詞っぽく」→名詞的用法
・不定詞を「形容詞っぽく」→形容詞的用法
・不定詞を「副詞っぽく」→副詞的用法
これと対照的に
~ingにも3つの用法があります
・~ingを「名詞っぽく」→「動名詞」
・~ingを「形容詞っぽく」→ ✕「動形詞」〇「分詞」
・~ingを「副詞っぽく」→ ✕ 「動副詞」〇「分詞構文」
動形詞とか動副詞って名前にすればいいのに
分詞だの分詞構文だの名前が変わってて覚えなきゃいけないこっちからしたら迷惑な話ですよね笑
話を戻すと、今回の問題は形容詞っぽく使う問題です。
不定詞の形容詞的用法には二種類あります。
名詞とそれを修飾する不定詞が
1、 SVの関係
2、 VOの関係
のどちらを作るかというものです。
1の例
I have no friend to help me.
S V O(s') (v')
「私を助けてくれる友達がいない」
friend と help がSVの関係です
2の例
I want a book to read in the train.
S V O(o') (v')
4番の問題から引用しましたが
a book と read がVOの関係です。
read a book って言えますよね?
ですが ~ing の形容詞的用法である「分詞」はSVの関係しか取りません!!
例 I saw the baby sleeping in the bed.
S V O(s') (v')
赤ちゃん[が]寝てる
a baby と sleeping がSVの関係です。
すると5番の問題は
熱い何か[が]飲む(SVの関係)
熱い何か[を]飲む(VOの関係)
どちらがいいかを考えると後者ですよね笑
なのでその関係を作れる不定詞が5番よ答えになります。
飛ばした3番の問題ですが[time]や[ability]など不定詞しか取らない名詞があります。
※不定詞 形容詞的用法 同格関係 で調べて見てください。
訂正:「5番よ答え」→「5番の答え」
長文失礼しました。m(_ _)m