解答
モノ(単一の)カルチャー(耕作)経済とは、特定の一次産品(農林水産物や鉱山資源のようなまだ加工されていない状態の産品のこと)の生産と輸出に依存するような経済の構造です。特徴としては、国際価格の変動や気候状況、自然災害などの影響を受けやすく、とても経済が不安定だという点です。長い間、植民地支配をうけた(長くプランテーションを行ってきた)発展途上国に多いです。アフリカでは、プランテーション農業による、限られた種類の商品作物の輸出にたよっているモノカルチャー経済の国が多いです。コートジボワールなどのギニア湾沿岸の国ではカカオ、エチオピアではコーヒー豆がけっこう圧倒的に輸出品目1位になってますね。これら2つは比較的小規模なんですが、プランテーション農業により大規模に、もともとイギリス支配下だったケニアの高原地域では茶が作られています。また、工業化が技術や資金の不足で進まず、鉱山資源などに頼る国もあります。ちなみに、カカオ豆が作られる地域は北緯南緯ともに10度以下の低地です。コーヒー豆は、熱帯の高地や丘陵地です。ともに水はけがよいところを好みますが、実が落下しやすく風が吹かないようなところで、高温多雨を好むカカオと、収穫期に霜がおりてしまったりすると実がダメになるために収穫期に乾燥する(乾期にあたる)ところを好むコーヒーでは栽培場所が違うので、混同しやすいので地図帳で確認しましょう。茶は、年中高温多雨な水はけのよい丘陵地です。ほぼほぼ茶は夏に高温多湿な、温帯の温暖冬季少雨気候の地域です。話は戻りますが、東南アジアの多くは、以前はモノカルチャー経済で、近年工業化により工業製品が輸出品目上位になっているという点がたまに聞かれます。
色々寄り道しましたが、覚えておいてください。
いくつか、プランテーションや商品作物などポイントとなる言葉もあるので押さえてくださいね。
詳しい内容ありがとうございます‼︎
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