✨ 最佳解答 ✨
一番重要なのは、
修飾語は仮になかったとしても文として成り立つ
補語は無いと文として成り立たない
という点です。
(実はこれも語弊があるのですが、難しいことを抜きにするとこんな感じということ)
ポイントは動詞の意味です
He ran 彼は走った
ranという動詞はこれだけで文の意味が通じますね
これにさらに、ranという動作の方向性とか位置関係を付け加えたのがto the bus stop ということです。
だから
to the bus stopは無くても文法的に誤りではないんですが、さらに説明を付け加えているんですね。
これが修飾語です
I am 私は[ ]である
amは、〜である という意味で使うときは
[ ]の部分にあたる言葉が必ず必要です
これは無いと文法的に誤りになってしまうんです
「私は、である」って言われても、
言われた側は「何であるか?」ってなりますね。
これが補語の特徴です
今回はhappyという形容詞が補語ですね
He runs very fast
He runsまででも文が成り立ちます
文法的に欠けてるものはないのです
very fastというまとまりが、runsの様子を付け加えて説明している
だからvery fastは修飾語です
The traffic signal turned 信号が[ ]に変わった
turnedは〜に変わる という意味のとき、
何に変わったのかを表す言葉が必要です
日本語だと「信号が変わった」と言えば、
ふむふむっておかしな気がしないと思うけど
英語では、turnedって言ったら、
どう変わったのか、何に変わったのか、
ここまでセットなんです。
これは英語のturnという単語がそうだから、としか説明できません。そういうものと理解してください。
で、今回の場合は
「何に変わったのか」を表すのがred で、
これが補語だということです。
以下同様の考え方です
詳しくありがとうございます;;理解出来ました!
結局のところ、動詞の後ろの語順というのは、
動詞によって決まります
「この動詞がこういう意味だから、その後ろはこういう語順になる(目的語が来る/補語が来る/to 不定詞がくる/that節がくるetc)と決まっている」
という考え方です。
だから、最終的な目標としては
いまみたいにいちいち考えたりしないで
Steve looked と読んだら
lookは「〜に見える」という意味のとき後ろに補語を1つ取るんだ
と覚えていて、それを一瞬で判断して
だからsadが補語
this morningはあってもなくてもいい修飾語のまとまりだ
(正確には: 名詞のまとまりが副詞[=修飾語]として働くことがある)
と解釈できるようになることです。
英語の勉強を進めていくと、みんなそういう頭の使い方をするようになります。だからそれに慣れてください。
ここから先はちょっと踏み込んだ説明です。
最初に「語弊がある」と言ったのは、
修飾語に分類される前置詞のまとまりの一部
例えば I go to schoolのto schoolとかは
確かに、高校英語で習う分類をするなら修飾語になるんです。学校でもそう習うはずです。
でも
じゃあ「なくてもいいか」というと、そんなことないでしょ って考えられているんですね。
I go だけじゃ不十分でしょ
go っていうんだからどこにいくのか説明するでしょ
ということです。
だから
I go to school by bus every morning の場合
goの直後のto schoolのまとまりは、
(無いとおかしい、けど分類としては一応)修飾語
残りのby busとevery morningはあってもなくても
I go to school まであれば文としておかしくないから
by busとevery morningは、
(無くても良い典型的な)修飾語
ってことですね。
でも高校の英語では、この違いを説明しないのです。
この(無いとおかしい)修飾語と、(無くても良い)修飾語の違いというのは、
例えば以下のようなことに関係します
I go by bus to school every morning
I go every morning to school by bus
この文は普通の感覚だと変です
(説明を省きますが、特殊な状況を想定しない限り)
なぜかというと
I goの後ろに、必須であろうto schoolを差し置いて、
あっても無くていいby busとかevery morningが先に来ているから。
基本的に動詞の後ろの語順は、その動詞と結びつきが深いものから並べます
だから、必須であろうものを差し置くというのは
変なんですね。
英語の文法というのは、数学とかと違って、
さきに言葉があって、それを理解するために
なるべく矛盾がないように後付け的に解釈しているものなのです
なので、どうしても矛盾にぶつかることもあるし、
学校の英語で習う英文法だけが唯一完全な理論ではない、ということはわかっとくとラクです。
特に「副詞」(副詞は修飾語の一部です)が関係する部分では、突き詰めて考えるとおかしなことがいっぱいあります。