6. 右の図を見て、 以下の問題に答えよ。
触覚
皮膚
図1はある哺乳類の皮膚の触覚に関する実験のよう 受容器
すを模式的に描いたものである。 棒を動物の皮膚の一点
に押し当てる刺激を加え, 刺激強度とそのときに発生し
1秒間当たりの感覚ニューロンでの活動電位の発生
頻度を記録した。これらのデータの関係性をグラフ化し
たところ図2のようになった。この動物には、2つの感
覚ニューロン (ニューロン1とニューロン2と呼ぶ)だけ
が存在するものとする。 また, 2つの感覚ニューロンは
皮膚のほぼ同じ領域にある触覚受容器からの信号を伝
え、刺激に慣れは起こさないものとする。
発生頻度
活動電位の
刺激
a
uu
記録電
記録電極
記録された
活動電位
【ニューロン 1
中枢神経系へ
ニューロン 2
図 1
ニューロン]
ニューロン 2
40
A
A
ef
g
hi
刺激強度
図2
問
実験者が刺激強度を図2のグラフの横軸の値からある値に変えたとき, 動物の中枢神経系は刺激強度
の変化を感知することができなかった。 この 「ある値」 として最も適切なものを,次の ① ~ ⑧ のうちから
1つ選べ。 なお、選択肢のah は、 図2のグラフの横軸の値ah を示す。
19
どっちも或値を
a
(2)
b
(3)
C
4 d
(5)
e
⑥ f
⑦ g
⑧h
を過ぎてる。
問2 実験者が刺激強度を図2のグラフのある値から別の値に変えたとき, 動物の中枢神経系は活動電位を発
生するニューロンの数を手がかりとして刺激強度の変化を感知することができた。 この「ある値」と「別
の値」 の組み合わせとして最も適切なものを、次の①~⑤のうちから1つ選べ。
20
① aとb
2 cd
3 def
4 ef
⑤g h