Question

あずき

マーカー部分どういうことですか？イメージがつきません

タンパク質は遺伝情報に基づいて、 転写 翻訳の過程
を経てつくられる。 細胞内にまだmRNAがない場合は,
転写・翻訳どちらを阻害してもタンパク質はつくられる
が,すでに mRNA はあるのなら,タンパク質は翻訳を
阻害した場合だけつくられないことになる。 なお転写を
阻害した場合,卵割はある程度進むがそこで発生は停止
する。これは, 母性効果遺伝子のmRNA や, タンパク
質は胞胚期の中頃には使い尽くされたりあるいは分解さ
れて消失し, 代わって胚自身の遺伝子が発現することで,
発生が進められるようになるからである。

Answer 1

✨ 最佳解答 ✨

ve

DNA→転写→mRNA→翻訳→タンパク質
という一連の流れ(これをセントラルドグマという)でタンパク質ができます。
mRNAがない場合、タンパク質を作らせないためには
DNA→転写→❌(→mRNA→翻訳→タンパク質)…①
DNA→転写→mRNA→翻訳→❌(→タンパク質)…②
の2パターンの阻害があります。(❌の後の()内の反応は進行しない)
mRNAがある場合、mRNAより後の過程を阻害しなければいけません。
②は同様ですが
①ではmRNAが存在するのでその後の反応が進行してしまいます。
よって、mRNAがある場合には転写阻害ではなく翻訳阻害をした場合のみタンパク質が合成されません。

あずき

なるほど！ありがとうございました