Chinese classics
高中
已解決
漢文の「漢詩外伝」について質問です。
写真の緑でマーカーしている部分についてです。
(現代語訳は写真二枚目の赤いマーカーの部分です)
ここの緑マーカーの部分の日本語訳が、
「景公は恥ずかしく思って杯をあげると自ら罰として酒を飲み、そこで国子と高子の二臣にも罰として酒を飲ませた」
だとワークに乗っていたのですが、何の罰として酒を飲んだのかが分かりません。解説を呼んだり調べてみてもよく分かりませんでした。
教えてください🙏
お願いします🙇♀️
公至」
アルマデニ
至今猶
畝之
はヂテ
虫
存
吾か私
惟農事
景公慙而挙觴
さかづきヲ
きみのかさヲ
君方今将被蓑笠而立平
ヲノミ
うれヘント
之恤何暇
自
罰”
因
罰
いとまアリテカ おもハン
念」死乎。」
二臣。
本冊1389~98
国子高子は
<倒置>
えい
と
28 韓詩外伝
キテ ク
あん
し
ハク
シキ
君乎。」俯泣。
きみ
書き下し文・口語訳
君をや」と
「楽哉、今日嬰之遊也。
きて泣く。晏子曰はく、「楽しきかな、今日の嬰の遊びや。
あそ
(これを見た)晏子がいうことには、「楽しいことですなあ、今日の私の
お出かけは。
いお気持ちは当(そういって)
然だ」と。
うつむいて泣
いた。
けいこう
ビテ〈場所〉ぎうさん
順接ノカミテ
ハク
ナル
斉景公遊于牛山之上而北望斉日、「美
景公
国子高子
〈仮定〉
ヨリシテ順接カラ ナル
チ
せいけいこうぎうざん うへ
2
せい
のぞ
「美なる
ル
くん ひとりニシテ並列〉
しんふたりヲ
斉の景公牛山の上に遊びて、北のかた斉を望みて日はく、
斉の景公は牛山の頂上に出かけ、北を向いて斉の国土を見渡していうことには、
「なんと麗しい
見佉君
而諛臣二使古
而無死者則
いにしへ
けふくんひとり
ゆしんふたり
タルたいざん
〈順接カラ ナル
チ
哉国乎。鬱鬱泰山。使古
而無死者、
募人
くに
うつうつ
たいざん
ものな
すなはくわじん
かな国や。
たる泰山。
則ち寡人
景公
ルマデ ニホ セン
ガ
国ではないか。
古よりして死なる者無からしめば、
こんもりと草木が茂った 昔から死というものがなかったならば、
泰山だなあ。
<反語〉
私はいったい
こういま
いた
な
そん
きみはうこんまさ
景公は
佉君一にして諛臣二を見る。
古よりして死なる無からしめば、則ち太
怯えた主君一人とそれにへつらう家臣二人を見ました。 昔から死というものがなかったのなら、(斉の始祖で
四至今猶存。吾君方今将被蓑笠而立平
公今に至るまで猶存せん。吾が君方今将に蓑笠を被
太公も依然としてご存命のはずです。
ある)
再読文字〉
きみの
順
〈場所〉
みのかさ
はタ
リテ順接クニカ カント
キテ〈順接>なみだうるほス ヲ
こく
し
かう
将
之。」俯而泣沾襟。国
.
高子
はここ
そうであれば現在まで太公が在位されているので)ご主君はいま
現在は蓑笠を身につけて
<倒置>
うつむ
なみだえり うるほ
こくし
かうし
<限定〉
此を去りて何くにか之かん」と。俯きて泣襟を沾す。 国子・高子
9th
ノミ
ヘント ノ いとまアリテカ おもハン
ト
ここを去ってどこに行くというのか(どこに
も行きたくはない)」と。
うつむいて襟のあたりを涙に(側近の)国子と高子が
濡らした。
畝之中、惟農事之恤何暇
念死乎。」
けんぽ
うち
た
のうじ
うれ
なん
し
おも
ハク
の
より
そ
あく にく
キ
テ
ラフ
しんきみ
「然。色頼三君之賜、疏食悪肉、可得而食
敵の中に立ち、惟だ農事をのみこれ恤へんとす。何のありてか死を念はんや」と。
畑の中に立って、ただ農事のことだけを考えているでしょう。 死についてあれこれ考える暇があるでしょ
うか(いや、ないはずです)」と。
曰はく、「然り。臣君の賜に頼り、 疏食悪肉、
そくにく
いうことには「その私どもはご主君の下賜品
通りです。
を頂戴し、
粗末な食事や傷んだ肉で
あっても、
得て食らふべきなり。
食べることができます。
〈順接
さかづきヲ ラ
国子高子
リテス
ヲ
どばさい
〈抑揚〉
しゃ
+
也。 簾馬柴
テ
ル
ホ
どばさいしや
可得而乗也。且猶不
驚馬柴車、
死、況
得て乗るべきなり。
か
な
足の遅い馬と粗末な車であっても、乗ることができます。
且つ猶ほ死をせず、混ん
けいこうは
景公慙而挙」觴自罰、
さかづき あ みづか ばつ
景公慙ぢて觴を挙げ自ら罰し、巨人
景公は恥ずかしく思って杯をあげると自ら罰として酒を
飲み、
因りて二臣を罰す。
因罰二臣。
よ
にしん ばつ
んや
そのような私どもでさえ) 死を望まない、
ましてご主君はなおさらだ(死を避けた
そこで国子と高子の二臣にも罰として酒を飲ま
せた。
8
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