Biology
高中
已解決
生物基礎の血液型に関する問題です。答えは5なのですが、解説を読んでも分からないので解説お願いします。
医療
□86 Rh式血液型 Rh式血液型には,赤血球の細胞膜に抗原性のある Rh 抗原をもつ
→ Rh+型と Rh 抗原をもたない Rh型の2種類の表現型があり,Rh 抗原のない赤血球
に対して抗体は産生されない。 出産の際に胎児の赤血球が母体内へ入り込むと,母体
で抗体が産生される。 その抗体は胎盤を通過するため、母体と第一子,第二子の血液
型の組み合わせによっては,第二子の赤血球が母体の抗体によって攻撃を受けること
がある。 このようなことが起こる可能性のある母体と第一子, 第二子の Rh式血液型
として最も適当なものを,次の①~⑧のうちから1つ選べ。
母体 第一子 第二子
Rh+
Rh+
Rh
+
(2)
Rh
Rh
Rh
3
Rh
Rh
Rh
Rh+
Rh
Rh
+
5
Rh
Rh
Rh
+
(6)
Rh
Rh
Rh
Rh
Rh
RhT
⑧
Rh
Rh
Rh
(2020 日本大)
解答
⑤⑤
ヒトの血液型には,ABO式血液型の他に, MN 式
血液型や Rh式血液型などもある。 Rh式血液型のRh+
型とRh型は,下図のように決められる。
アカゲザルの血液
ヒトとアカゲザルの
赤血球には共通の抗
原 (Rh 抗原) がある
|注射
ウサギ
Rh-型のヒトがRh *型の血液を輸血されると,その
ヒトの血しょう中には Rh抗原に対する抗体がつくら
れる。 その後, 再び Rh型の血液の輸血を受けると,
抗原抗体反応(溶血反応) が起こり, 赤血球が破壊され,
重い黄だん症状が現れることがある。 また, Rh式血
液型に伴い,次のような新生児の黄だんなどが起こる
こともある。
① Rh+型の男性と結婚した Rh型の女性がRh+型の
子(第1子) を妊娠する (Rh* は Rh-に対して完全顕
性)。第1子では,抗原抗体反応 (溶血反応) は見ら
れない。
② 出産時に胎盤はく離などにより,子の血液が母体
内に入る。
③ 母親の体内に,子の血液中の赤血球がもつRh 抗
原に対する Rh 抗体ができる。
④ ③の母親がRh*型の子(第2子) を妊娠すると, 母
親のRh 抗体が胎盤を通して, 胎児の体内に侵入す
T
血清 (Rh 抗体) に加えたヒトの血液が.
凝集反応を起こせばRh+型 (赤血球が
Rh 抗原をもつ), 凝集反応が起こらな
ければRh-型 (赤血球がRh 抗原をもた
ない)と呼ぶ。
る。
⑤ 胎児の体内では, Rh 抗原に対する母親のRh 抗
体と胎児の赤血球との間で抗原抗体反応 (溶血反
応) が起こり,これが原因で流産や新生児の黄だん
が起こることがある。
父
母
(RH+) (RH)
第1子
Rh 抗原
Rh
Rh 抗体
抗原の移行
第2子
① 第1子妊娠時
② 出産時
③ 抗体の形成 ④ 第2子妊娠時
⑤ 抗原抗体反応
(溶血反応)
解答
您的問題解決了嗎?
看了這個問題的人
也有瀏覽這些問題喔😉
解説ありがとうございます 理解出来ました🙇♀️