206... 全商検定試験出題形式別問題
39-3 次の取引の仕訳を示しなさい。 ただし, 勘定科目は,次のなかからもっとも適当なものを使用する
こと。
当座預金 売 掛金 製
所得税預り金
退職給付費用
品
健康保険料預り金
仕掛品
特許権使用料
売
上売上原価
第1工程仕掛品 第2工程仕掛品
材料消費価格差異 本
第 / 工程半製品
棚卸減耗損
消費材料
社 I
場
素材
(1) 個別原価計算を採用している熊野製作所は,特許権使用料 ¥120,000 を A製品 (製造指図書#/)
賦課した。
(2) 勝浦製作所の素材に関する資料は次のとおりであった。 よって, 予定価格による消費高と実際価格
による消費高との差額を消費材料勘定から材料消費価格差異勘定に振り替えた。ただし、素材の予定
価格は@¥350であり、 実際消費高の計算は総平均法によっている。
前月繰越高 2,500個 @¥312780,000
当月仕入高\6,000 〃 〃〃 380 ¥2,280,000
当月消費数量 7,500〃
(3) 工場会計が独立している大津製作所の本社は、工場の従業員の賃金¥2,794,000について 所得
税額¥164,000 および健康保険料/38,000を控除した正味支払額¥2,492,000を小切手を振り
出して支払った。ただし,所得税預り金勘定および健康保険料預り金勘定は本社のみに設けてある。
(本社の仕訳)
(4)阿蘇製作所は,会計期末にあたり,材料消費価格差異勘定の残高を売上原価勘定に振り替えた。な
お,材料消費価格差異勘定の前月繰越高は2,000 (借方) であり、 当月の素材の実際消費高は予定
消費高より¥4,000 多く, この額は材料消費価格差異勘定に振り替えられている。
(5)等級別総合原価計算を採用している香川製作所は,工場の従業員に対する退職給付費用について
月末に当月分の消費高 ¥420,000を計上した。
(6) 個別原価計算を採用している栃木製作所の/月末における素材の実地棚卸数量は230kgであった。
よって、次の素材に関する / 月の資料にもとづいて, 素材勘定を修正した。 なお, 消費単価の計算は
先入先出法によっている
250kg
1月1日 前月繰越 600kg/kgにつき¥2,450
230kg 20kg
10 日 受入 500 火
"2,500
13日 払 出 800
21日 受 入 700〃
〃
"2,400
3/日
払 出 750 〃
(7) 工程別総合原価計算を採用している宇和島工業株式会社は、 月末に工程別総合原価計算表を作成
し、各工程の完成品原価を次のとおり計上した。 なお、各工程の完成品はすべていったん倉庫に保管
しており,当月中に倉庫から第2工程 (最終工程)に投入した第/ 工程の完成品原価は¥3,200,000
である。ただし,当社では第/工程の完成品原価をすべて第/ 工程半製品勘定に振り替えている。
第1工程 ¥2,400,000 第2工程 ¥3,800,000
(8)個別原価計算を採用している倉敷製作所は、次の製品を受注先に発送した。 よって、売上高および
売上原価を計上した。
A製品(製造指図書#/0/) B製品(製造指図書#/02)
売上高 (掛け)
製造原価
¥4,800,000
¥3,100,000
¥3,200,000
¥ 1,950,000