(4)この場合の個体数の増加を抑える要因として, 考えら
れるものを3つあげよ。 知
(5)個体群密度が個体群の成長や個体の発育・性質に影響
することを何というか。 知
①個体群とその特徴
に答えよ。
個体群の特徴に関して、次の各問い
(44点(1)3点(2)(3)各4点,(4)10点)
(1) ある生物について、 同世代の個体における出生後の生
存個体数や死亡個体数を, 表にまとめたものは何か。 ま
また,生存個体数の変化をグラフで示したものは何か。 知
(1)のグラフは,種によっ
て異なっており,各年齢の死
亡率の違いによって右図の
A~Cのような3つの型に大
別される。 A~C の各型をと
る生物の特徴を説明した文を,
それぞれ選べ。知
(1)
1000
(3)
生存個体数(対数)
生 100円
B
10-
(4)
'0 20 40 60 80
相対年齢
100
(5)
a. 一生の全過程にわたって、 死亡率がほぼ一定である。
b. 産卵・産子数は少ないが, 発育初期の死亡率が低い。
(2)
300
個 200
個体数
100
0
10
10
20
30
40
日数(日)
c. 産卵・産子数は多いが, 発育初期での死亡率が高い。
(3) 次の生物は,図のA~Cのどの型をとるか。 最も適当
なものをそれぞれ1つ選べ。 知
③ ツバメ ④ ヒト
① イワシ ② ソウ
(4) 個体数を調査する方法として, 標識再捕法がある。 こ
の調査で個体を標識する場合、 標識はどのようなもので
ある必要があるか。 30字以内で述べよ。 思
(1)表
グラフ
(2)A
B
C
(3) ①
②
3
④
(4)
②個体群の変動と維持) 雌雄 1 対のキイロショウジョウ
バエを, 25℃に保った飼育びんの中で, つねに一定量の餌を
与えて継続飼育した。 3日ごとにびんから取り出して成虫の
個体数を数え、もとに戻した。 次の各問いに答えよ。
③個体群内の相互作用)
群れに属するある 1個
体の特定の行動には, それ
に費やす時間が, 群れの大
きさが増加するほど右図
の曲線 A や曲線Bのよう
に変化するものがある。
各個体の行動時間(相対値)
(19点(1)3点 (2)4点 (3)9点)
B
群れの大きさ
(1) 曲線 A と曲線Bに最もよく当てはまる行動を次の①~
④のなかからそれぞれ1つ選び, 番号で答えよ。知
① 求愛行動 ②採餌行動
③警戒行動 ④種内競争
(2) ある動物集団において、2つの曲線の交点Cの位置で,
曲線Aと曲線Bの和が最小となった。 交点Cにおける群
れの大きさは何を意味するか。 知
(3)(2)の動物集団に対し, 外部から餌を与え続けるとCの
群れの大きさはどのように変化するか。思
(1) A
(3)
B
(2)
66
(25/(1)(3)(4)(5)各3点(2)7点)
④ (個体群) 次の ac の現象に最も関係の深い用語を, ア
~オからそれぞれ1つ選べ。 知
(12点/各4点)
飼育日数
3
6
9
12
15
18
21
個体数
2
2
2
37
93
164
226
飼育日数
24
27
30
33
36
39
個体数
283
263 274 295 286 294
(1)個体群の成長のようすをグラフに表したものを何曲線
というか。知
(2) 上記の飼育記録を次の解答欄のグラフに表し, なめら
かな曲線を書き込んで (1) を作図せよ。 思
(3) 飼育中のキイロショウジョウバエの個体数は, 増加し
続けず, やがてほぼ一定数になる。 この一定になったと
きの個体数を何というか。 知
a. 一部の鳥類や哺乳類にみられ, 自身で生殖を行わず, 他
個体の繁殖を手伝う。
b. ある種のバッタは,個体群密度が高くなると, 翅が長い
成虫を生じ, 集団で長距離を移動するようになる。
c. 変化の激しい環境に生息し、 個体群密度が環境収容力に
達さずに大きく変動するような動物に多い特徴である。
ア. 相変異
イ. 縄張り
ウ. ヘルパー
エ. 小卵多産型
オ. 大卵少産型
b
a
C