Contemporary writings
高中
已解決

問10 ④
問11 ③,⑤
問12 ①,④
について解説お願いします!🙏💦
答えは上から、1,4,3です。

的に成立 (2023AG-F-10) ほない。 解釈されて れるもので ~⑤のう 一国 11- わかりやすい。 第二問 次の文章を読み、設問 問1~問12)に答えよ。 理系の学問については、高度な計算や化学実験やプログラミングができるようになって新しいものを設計することが可能に なったり、機械や人体の構造やメカニズムについて正確に理解することで問題が起こった場合の対処ができるようになったりす るなど、その学問を修めることでどのような能力が得られて、そこからどのような価値を生み出せるようになるかは、 A それに比べると、人文学を修めた人が得られる能力とそれによって生み出される価値とは、曖昧にしか論じられないものである。 また、理系の学問によって得られる能力が 一的なものであることが多い一方で、文系の学問によって得られる能力 は「批判的思考」であったり「想像力」であったりと、存在を証明することが難しいものである点も厄介だ。 ある人がどのよう な技術を身につけているかについては、その技術に対応する課題に取り組んでそれを解決することで客観的に証明することがで きるが、想像力や批判的思考についてはそういうわけにはいかない。 さらには、高度な技術はどこかでそれを学ばなければ習得することが不可能である一方で、批判的思考や想像力は、それ自体 は大半の人にもとから備わっているものである。 人文学を学ぶことはこれらの能力を深めさせてはくれるが、人文学を学ばなく 優れた批判的思考や想像力を発揮できる人はいるだろうし、その逆の場合もあるだろう。 人文学は、せいぜいが「涵養」と いう程度のはたらきしかできないかもしれない。 それでは、人文学は社会に対してどのような貢献をしており、どのように役に立っているのか? 幾人かの論者が指摘しているのは、「民主主義が健全に機能するためには、一定数以上の市民が人文学に触れて、批判的思考 や想像力を適切に培わなければならない」ということである。 (注1)みたになおずみ たとえば、日本の哲学者である三谷尚澄は、著書 『哲学しててもいいですか? 文系学部不要論へのささやかな反論」のなか で、哲学を学ぶことの意義は批判的思考とともに「箱の外に出て思考する力」を養うことである、と論じている。 かんよう (2023AG-F-12) 一国 13-
問9 (5) ナ ちから一つ選べ。解答番号は12 20 ナショナル・ヒストリーは、現在の国民意識や国としての枠組みに基づいて再構成されたものである。 42 ナショナル・ヒストリーは、過去のある時点における人たちのアイデンティティを必ずしも反映するものではない。 太古の昔の出来事がナショナル・ヒストリーの重要な構成要素となっているのは、現在から遷行的に歴史が解釈されて いるためである。 ショナル・ヒストリーとは、過去から脈々と受け継がれたものを積み上げていくことで、必然的に構成されるもので ある。 現在の国家は偶然の産物であるにもかかわらず、ナショナル・ヒストリーの中では過去の出来事によって必然的に成立 したものであると表現される。 職業教育などにおいては、あらかじめ目的とルールが「箱の中の論理」として定められており、ルールが不変であること を前提としたうえで、目的を合理的に満たすための教育が行われる。一方で、哲学の教育においては、「箱」を成り立たせ るルールに変動が起こり、これまでの前提が通じなくなったときにも、一旦「箱」の外に出てルールと目的を設定しなおす 能力が身につけられる。いわば、必要に応じて思考の習慣を切り替えられる能力である。 「」を望もうとは思わない。 後に もちろん、世に暮らす人びとの全員もしくは大多数に対して、こういったB またふれることになるが、自分たちの思考や行動の基盤を形成している習慣に変更を加えることが、どれほどの困難を伴う 要であるかはわたしも理解しているつもりだ。しかし、このことが、十人に一人か二人でよい、「箱の外」で思考する習 慣を身につけ、また「中のルール」を第一とする人びとに向けて対案を提起する能力を備えた人間が存在することの意義を 否定することにつながるわけではないはずだ。 学生たちが「箱の外で思考する習慣を身につけることには、どのような社会的意義があるのだろうか? 三谷によると、箱の外に出て思考をおこなう態度や習慣を身につけた学生は、「異質なもの」や「自分とは違った考え方や意 に対する感受性」や「耐性」を得られるようになる。つまり、これまで自分たちが触れてこなかった物事についても冷静 に判断できるようになったり、過去に経験してこなかったシンキな事態が発生したときにも柔軟に対応できるようになったりす るということだ。 たとえば、自分たちの暮らすコミュニティにおいて、外国から来た隣人とのちょっとしたいざこざが生じたときなどにど のような態度をとることができるか。そんなときに、「これだから外国人は」とか「わたしはやっぱりあの国の人間が嫌い だ」とか、自分たちにとってだけ都合の良い言説のなかに閉じこもるのではなく、 「ひょっとすると、基本的な生活習慣の いかもしれないよな」と一呼吸おくことができるということ。そして、そういった感情から結論への飛躍を一時のあいだ りにすることで、感情的なライト右翼」たちの発言に待ったをかけることのできる人間が、社会のあちこちに存在し ているということ。 (www 単独で取り出してみれば、これ自体は非常にささいなことであるかもしれない。しかし、地域住民のうち「十人に一人」 とはいえ、「反発的衝動を抑え、感情から結論への地点にカンショウ板を設置しておく」ことの重要性を知る人間が存 在し、みなに向かって発言する態度を身につけているということ。このことには、決して小さくはない社会的効果を認める ことができるのではないだろうか。 認めているように、「箱の外」で思考する習慣を身につけた人の存在を増やすことで社会に与えられる効果は、 なんら かの数字やデータのかたちにして表せるようなものではない。とはいえ、地域コミュニティや会社などの集団のなかに他のメン バーたちよりも幅広くメタ的な視野を持つメンバーが存在することのメリットは、明白であるように思える。 たとえば、社員たちがひとつの考え方にとらわれているせいで成功の見込みのないプロジェクトが止められずに進行してし まっている状況では、「待った」と声をあげられる人材の価値は計り知れないだろう。また、既存の習慣やシステムについてそ 冷静に検討することができる人が自治会にいることで、地域の人にとって負担となっていた行事を中止するという 判断ができたり、非効率な仕組みが改められたりするかもしれない。国レベルでみても、投票する際に一時の風潮やメディアの しがらみやエンコといった「箱の中」にとらわれず、各政党や候補者の主張や政治能力について冷静に判断する ことができる市民の数が増えることで、民主主義社会において「選挙」というシステムが担っている役割が適切に機能するはず 箱の外で思考をおこなうことについて、三谷は「哲学の器量(アレーテー)」とも表現している。そして、大学教育を通 じて「哲学の器量」を備えた市民が育成されることの重要性は否定できない、と彼は論じるのだ。 三谷の主張については、わたしもおおむねは賛同している。 (2023AG-F-1 (2023AG-F-13) (2023AG-F-14) さらには、高度な技術はどこかでそ (3) 左派 (4) リベラル (5) バイアス は大半の人にもとから備わっているものである。 人文学を学ぶことはこれ ても優れた批判的思考や想像力を発揮できる人はいるだろうし、その逆の場合もあるだろう。 人文学は、せいぜいか いう程度のはたらきしかできないかもしれない。 それでは、人文学は社会に対してどのような貢献をしており、どのように役に立っているのか? 幾人かの論者が指摘しているのは、「民主主義が健全に機能するためには、一定数以上の市民が人文学に触れて、批判的思考 や想像力を適切に寄わなければならない」ということである。 たとえば、日本の哲学者である三谷尚澄は、著書「哲学しててもいいですか? 文系学部不要論へのささやかな反論』のなか で、哲学を学ぶことの意義は批判的思考とともに「箱の外に出て思考する力」を養うことである、と論じている。 ( ただし、哲学の教育を受けた学生や教授たちですら、本人は「箱」の外に出て思考していると思っているつもりが、実際には 「哲学っぽい態度」という新しい「箱」を作ってそのなかに収まっているだけ、という危険性については常に留意しなければな らないだろう。(中略) ほんとうに「箱の外」に出て思考しているのであれば様々な問題に対する回答は多種多様なものになりそうなところを、 人文 学者たちの間には、どんな問題についても「左派」や「リベラル」などの特定の政治的態度に偏った回答が主流となりがちであ という傾向が存在している。(中略) わたしたちの思考は様々なバイアスにとらわれている。そのなかでも、党派性や所属集団に由来するバイアスはかなり根深い ものだ。ナショナリズムにとらわれない主張を展開している人は、一見すると「箱」の外に出ているように思えても、実際には アカデミックな共同体や教条的なリベラリズムといった別の「箱」のなかにいるだけかもしれない。 市民たちが人文学者たち に敵意を抱くとき、その理由の一部には「偉そうにしているけれど、学者たちだって自分たちと同じように、周りの空気に流さ れたり他の人の言ったことを鵜呑みにしていたりするのではないか」という疑念が存在する可能性はぬぐえないのだ。 とはいえ、上述したような問題を考慮しても、「『哲学の器量」を備えた市民を育成する」という三谷の議論そのものは、哲学 教育の社会的意義を論じる主張としてはかなり妥当なものであるように思える。 しかし、哲学では論理性や抽象性がとくに重んじられるために、具体的な物事に注目する学問の多い人文系の学問のなかでは やや特殊な立ち位置にいる。そのため、文学や歴史学などについては「批判的思考」や「哲学の器量」とは異なるポイントから、 その社会的意義を論じる必要があるだろう。 (ベンジャミン・クリッツアー「21世紀の道徳」による) 注 (1) 三谷尚澄 信州大学人文学部准教授。専門は西洋哲学・倫理学 (一九七四年~)。 (2)ライト右翼 右翼や左翼は、政治的な考えの違いを表す際に用いられる言葉で、右翼は保守的・国粋主義的な思 想傾向、またはその立場に立つ人や団体を示し、左翼は急進的・革命的な政治勢力や人物、ことに社会主義または共産 主義的傾向の人や団体を示す。 ここでは「ライト」がつくため、右翼の主義主張をお手軽に利用するというニュアンス が添えられている。 偏り 左派は左翼と同義である。左翼については注2を参照のこと。 政治的に穏健な革新を目指す立場。 24公募制推薦入試 Ⅰ期(教科型)問題 (2023AG-F-16) 国16- X2023AG-F-15) (2023AG-F-12)
思考や行動の e ⑥「この場面ではこのように行動すべき」と暗黙のうちに場の空気を読むことを要求する社会。 問10 傍線部(7)「教条的」の意味として、最も適切なものを、次の①~⑤のうちから一つ選べ。解答番号は25。 人々の声に耳を傾けず、自分が一番正しいとする考え方や態度 の権威によるお墨付きがないと信じられないとする考え方や態度 当たり前のものとして多くの人が受け入れている考え方や態度 状況や現実を無視して、ある原理原則に固執する応用の効かない考え方や態度 宗教的な教えや習慣を一切排した世俗的な考え方や態度 問1 線部(8) 「上述したような問題」の具体的内容として最も適切なものを、次の①~⑥のうちから一つ選べ。解答番号 般の人々が自明視している習慣や考え方を相対化しようとすると、右派やリベラルといわれる特定の政治的態度に 偏った考え方になることが多く、真に政治的中立な考え方やアイディアを提案することは至難の業であること。 学者は一般の人々が自明視している習慣や考え方を相対化し、それらとは異なる考え方やアイディアを提案すること ができるものの、人々から「偉そうにしている」と反感を買い、提案を受け入れてもらえないことが往々にしてあること。 一般の人々が自明視している習慣や考え方を相対化することはできるようになっても、自分の属する学 集団の習慣や考え方を相対化することはできないため、哲学者の言うことは多様なものにならず、画一的になることが よくあること。 学を学んだ人が、一般の人々が自明視している習慣や考え方を相対化し、それらとは異なった考え方やアイディアを 提案しているつもりでも、哲学や学問の世界で習慣化されている考え方やアイディアを述べているにすぎないことがよく あること。 一般の人々が自明視している習慣や考え方を相対化する訓練を受けている哲学者であっても、自分の属する学問集団の なかで場所を確保するために、権威ある人の発言を無批判に受け入れたり、流行している考えに同調したりしなければ ならないことがよくあること。 (2023AG-F-22) -23- 24公募制推薦入試 Ⅰ期(教科型) 問題 一国22- (2023AG-F-21) 立っている。 問1 二重線部 「人文学は社会に対してどのような貢献をしており、どのように役に立っているのか」に対する答えとして、 最も適切なものを、次の①~⑤のうちから一つ選べ。解答番号は18。 ① 人文学のうち特に哲学は、抽象的な思考訓練を繰り返すことで、批判的思考力や問題解決力を高めることができるため、 閉塞感のある社会に風穴を開けることに役立っている。 12 人文学は、理系の学問に比べると獲得できる力が具体的で曖昧であるものの、批判的能力や想像力はどのような職に 就いたとしても必要不可欠となる素養であり、よりよい社会やコミュニティの形成に役立っている。 人文学のうち特に哲学は、人々が暗黙の前提としていることを問い直し、自分たちとは違う考え方や習慣の人を排除す ることなく受け入れたり、これまでの因習を超えた新しいやり方を模索したりする力を身に付けることに役立っている。 ④ 人文学は哲学や文学や歴史学など多様な学問を含んでおり、いずれも人々が多かれ少なかれ持っている批判的思考や想 像力をさらに伸長させることで、豊かな社会を作り出したり、個人が豊かな人生を送ったりできるようになることに役 人文学のうち特に哲学は、一般人には分かりにくい言葉や論理を用いるため、反感を買いやすいが、多くの人々とは異 なる角度から物事を考えたり、異なった発想をしたりすることで問題解決策を提示できることがあり、世の中の改善に役 立っている。

解答

✨ 最佳解答 ✨

問い10→僕も知りませんでした。4番の選択肢は原理主義の意味ですね。教条主義は独断主義、つまり他人の意見を聞かずに自分が1番正しいとする考え方。

問い11、12は正解しているようですが、どのような解説をすれば良いですか?

みー

問10→これは原理主義という言葉と対応した意味を知らない場合、どうやって消去すればいいですか?1のがぽいって選べばいいですか?

解説がないので考え方が合ってるか分からなかったです
問11 →3,5は4と違って対象者を哲学者に限定しているから消去
で絞り方あっていますか?
問12→最適なのを選んだだけで、1,4の誤っている箇所を見つけ出せません

ある人

問12→問1、問4の違うところは批判的思考力や問題解決力を伸ばすところが役立つと言っている点(前の文に理系においてもこれらの力は発揮できると書いている、)筆者は箱の外で思考する(常識を疑う)能力が役に立つと言っている。

問11
3→哲学を学んでも自分の習慣や考え方を相対化することはできないと言っている点(筆者は傾向がある、可能性は拭えないというように完全否定はしていない)

5→権威や同調圧力によって負けることがあると言っている点(そもそもこんなこと述べられていない)この点とはどれだけ相対化について学んだ哲学者自身もなんらかの箱(常識)に囚われている可能性は否定できないことである。

ある人

問10は普通の知識問題だと思います。文脈判断は厳しいように思われます。

みー

なるほど!
ここまで理解できるまで丁寧に付き合って下さりありがとうございました!
お陰様で文章を自分の中に落とし込めました。考え方の幅も広まりました。完全否定か危惧に留まっているか文末を中心に気をつけて読み取るようにします!

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