Japanese history
高中
已解決

バブル経済の内需景気の地価や株価にともなって進行したとはどういうことですか??

解答

✨ 最佳解答 ✨

プラザ合意後日本は急速に円高が進行します。円高になると投資家は海外投資を控え始めます。何故か、例えを出しましょう。
10年後に2倍になって返ってくるアメリカ国債があったとします。現在の円ドルレートは1ドル=150円ぐらいですが、バブル前の1985年当時の円ドルレートは1ドル200円程度。これを100ドル分購入したとしましょう。日本円にして2万円です。10年後になれば200ドルが返ってきます。しかし円高になり、約10年後の1994年には戦後最高値、1ドル=80円弱になってしまいます。そうなると大変なことなのは分かりますか?
2倍になるアメリカ国債買ってやったのに、10年後にいざ換金すると何とびっくり1万6000円になるんです。何でアメリカに金貸してやったのに増えるどころか減らなきゃならないってことですよね。そしてその円高はいつおさまるか分からないわけです。これで投資家が海外への投資にビビることは分かりますよね?
しかし元々は海外に投資されていた金は忽然と消えるわけではありません。折角金持ってるなら投資に使いたい、当たり前の考えです。でも海外は…となると国内です。日本国内に海外投資に今までは回されていた資金が大量に流れ込むのです。でその資金は土地、株式へと主に向かい、本来大した価値もない土地、本来有象無象の企業の株式価値が、まるで泡のように急速に膨れ上がったのでバブル経済なんて呼ぶわけです。
未曾有の景気により一瞬は好景気に湧きますが、このバブルは結果的に弾け飛び、日本は失われた30年とも言われる不況が訪れることになります。

sizuku

すごくわかりやすいです。ありがとうございます。

土地や会社の価値が上がったら、民衆の生活まで裕福になるのはなぜなのですか?

Pクレゾール

と言うより国内に金が溢れているのでみんなバンバン金使うんですよ。で金使うから経済が回って景気が良くなって…と連鎖するわけです

sizuku

わかりました!!ご丁寧にありがとうございました。

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