解答

✨ 最佳解答 ✨

そうですねこれはならないですね。

一応丁寧に解説しておくと
まず、この文は
to their own mother

not to just any woman
が対比になってるのはわかりますよね。

not A but B
もしくは
B, not A ←今回はandがあるけどこのパターン
not A but B って、
そういう構文の型があるというよりは、
英語話者の思考法として、
not〜というときは「〜ではなくて、…だ」というふうに対案が意識されていることが多いよ、
ということだと理解すると良いと思います。

この対比がわかると
自分の母親をママと呼んでるのであって
【単に女性であるなら誰でもそうするわけではない】
ということを言ってるのはわかりますよね。
全部否定だと 【全ての女性をママと呼ばない】となって
自分の母親をママと呼ぶ と矛盾しますからね。

で、こういうことが「文法的に可能なのか」が
らむさんの知りたいことですよね。

長くなるので一度句切ります

ののののの

not any というと、
any〜とnotがいかにもつながってるように
感じるかもしれないけど

全部否定のnot any の文って、
notが実際に修飾してるのはどこかというと
その文の動詞なんですよ。
any〜の部分に直接修飾しているわけではない。
これは部分否定の文でも全く同じことなので、
順番に見てみます

notが動詞を修飾して、かつ、
動詞は後ろの部分とつながって
ひとまとまりのフレーズをつくるから
結果として、
notは、not以降後ろの部分までを否定する
という働きがあります。

具体例を見てみましょう
まず全部否定の場合
The baby didn't [call any woman "mama"].
だったら
notは動詞callにかかっているのですが
callはcall O Cで「OをCと呼ぶ」ですから
[ ]でくくった部分
notから最後までの部分がひとまとまりで、
それをnotで否定していることになる。

[ ]は、「callの対象である女性が"いれば、それを" ママと呼ぶ」ということです。
わかりにくいとは思うんですけど
条件に当てはまればなんでも 
っていうのがanyなんです。

callは、any womanが目的語だから
womanっていう条件に当てはまるものをcallする 

条件に当てはまるそれを、callする

notはこれの否定なんで
条件に当てはまるそれを、callしない
ってことですよね。
当てはまるけど、callしない
当てはまるのに、callしない

つまり
Aなら→ B する
という条件と結果の関係の否定なので
Aなのに→Bしない
ってことになります。
だから
The baby didn't [call any woman "mama"].
「その赤ちゃんはどの女性のこともママと呼ばなかった」
("女性"という条件に当てはまる人がいるのに、それをママとは呼ばなかった)

部分否定でも仕組みは全く同じ
The baby didn't [call all women "mama"].
だったら
[ ]がcallの語法でひとまとまりで
「全ての女性をママと呼ぶ」
そしてnotはcallを修飾して
[ ]でくくった部分を否定するわけです。
全て〜 を否定するってことは、
一部はママと呼ぶ可能性は残されているので
「全ての女性をママと呼ぶわけではなかった」

同じことを今回の文で考えてみます。
Babys attach the word 'mama' と最初にあって
ここにnotは出てきていませんよね。
だから
赤ん坊は、ママという単語をつける
という部分には否定はかからないんですよ。

Babys attach the word 'mama'
「赤ん坊はママという単語をつける」
to their own mother
「自分自身の母親に対して」

and not to just any woman
ここでやっとnotが出てくるので
notはこの後ろのto just any womanだけを否定するんですよ。
attachしないとは言ってない。
attachはするんだけど、その相手はto just any womanではない。
「単にどの女性に対しても ではない」
ってことです。

らむ

ありがとうございます!

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