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高中
已解決

指導側からの質問です

文型には第3文型など数字が付いていますが、
これは覚えるべきなのでしょうか?

自分はどれが第何文型かなどは覚えておらず、
教えるときにもSVOCなどで解説をしています
現に困ってはいないので覚える必要性は感じていません

ただ、英語に詳しい方は別の見方があるかもしれないと思い、質問いたしました

教科としての英語に詳しい方のご意見をお待ちしています。

解答

✨ 最佳解答 ✨

日本の学校教育に沿って教えなきゃ仕方ないと思いますので「文型」を教えるとして
V以降の語順が分かれば良いので
第3文型とかの数字は全然気にしなくていいと思います。

以下余談になります。
「動詞によって、その後ろの形が異なっている」ということを、"文全体の問題"として捉えて「文型」というふうに分類すること自体が、日本の学校教育くらいでしか残ってなくて
学術研究でも、「英語教育(英語の教科教育の研究)」で扱われたとしても「英語学」「言語学」では扱わないと思います。

しかもその文型自体、5つしかなくて網羅的でないです。例えば
I showed him into the room. 私は彼を部屋に案内した
みたいな文を説明できない。
この文はinto the roomの部分がshowという動詞から義務的に出てきている(仮に動詞がshowじゃなかったらこの副詞句は出てこないということです)。しかもこの副詞句を抜かしたら非文です。
また、形容詞にも後ろの語順を規定するものもあるのに、それは無視されている。

こういった文を説明するために80年代から「7文型」「8文型」が提唱されています。でもそれすら40年前の話です。しかも、これも、伝統的な「文型」の考え方を活かすとするならばの話であって、そもそも文型なんて考え方をしないというのが多数派だと思います。

・動詞は後ろの語順とか語形を規定するんだよ
・その語順は動詞の意味とも関わるから、大まかな意味が近い動詞は、後ろの語順・語形も似てるよ
・動詞以外にも後ろを規定する単語はたくさんあるよ

ということだけで十分で、
あとは過去の事例を見ていけばいいと思うんです
(つまり"文型"ではなくて"語法")
実際のところ語法の知識がなければ文型は把握できないですよね。

もう一つ
「文型」の考え方と大きく関わっていて
これも功罪両面ある、と思っていることがあります

例えば
Max is <the man [that I met (yesterday)]>
この文の<>は名詞、[]は形容詞、()は副詞の機能を果たすものを示しています。
isより後ろに注目すると、that節が名詞節で、さらにその中に[]があって、さらにその中に()がある
というふうに
文を入れ子構造で捉えて、訳すときには「後ろから前に訳し戻す」ということを教えますよね

このアプリでも「文構造教えてください」っていう質問だらけで、もちろんまあ回答はするんですが

でも実際、英語を英語のまま読もうとすると
後ろから前に訳し戻す なんてことは起きませんよね。
だって、左から右に読んでいったら、the manを読んだときにそれより後ろは読んでいないんだから

つまり、文の全体構造を把握するという「文型」の考え方が根幹にある、後ろから前・右から左への「返り読み」というものが生じるということです。
文字として見ているからというのも大きいと思うんですけどね。
方法はいろいろあるかもしれないけど、英文を前から後ろに読んでいく読み方をもっと体系化して教えるべきだと思うんです。
もちろん個々の文法を教えるときは全体構造をつかむことは有効ですけども。

わさび

回答いただいたお二方ありがとうございました
ひとまず文型の数字を覚える必要は無さそうということで受け止めていきます

今回は英語学としての見方やshow into the roomという文型に当てはめられない形を教えていただいたのののののさんをベストアンサーとさせていただきます

英文は前から解釈していくという方法も、自分では出来ますが、生徒に伝授することの難しさを感じています
これを身につけさせる方法は今後の課題ですね。

留言

解答

学生側からの意見で申し訳ありません。
僕が10年ほど通っている個人塾では第1文型は何、第2文型は何、というような形で学習しました。
SVは主語動詞の順、SVOは主語動詞目的語の順というように覚えてしまえば必要ないのかなと思います。

わさび

SV、SVC、SVO、SVOO、SVOCの5つの文型があることは十分に理解しておりますので、
生徒さん側の、必要なさそうというご意見でいただきます
ありがとうございます

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