Physics
高中
已解決

この問題の答えが②になるのは、アの場合は小物体が台と一緒に動く為に小物体には右向きの静止摩擦力が働き、イの場合は加える力かF0を超えて小物体は滑るがあくまでも台の上で滑っているから、床面にいる人から見ると小物体は台と共に右向きに運動し、ウの場合は台上から小物体の運動を見ると小物体自身は左向きに運動しているように見えるから答えは②になるという解釈であってますか?

B 図2のように, 水平でなめらかな床面の上に質量Mの十分に長い台があり, 台の上面は水平であらく、その台の上面に質量mの小物体をのせた。全体が静 止した状態から、台に水平右向きの力を加え,その力を少しずつ大きくしていっ た。 台に加える力の大きさがFを超えると, 小物体は台上をすべり始めた。 た だし、重力加速度の大きさをgとし, 小物体と台は同一直線上で運動をするもの とする。 台 M ① ② 小物体 問3 次の文章中の空欄 ア ウ 当なものを,後の①〜⑧のうちから一つ選べ。 13 ア 右 右 右 右 左 左左左 m ar 台に加える力の大きさがF以下であったとき, 床面で静止している人か 見ると, 小物体は台から摩擦力を受けることで、図2の 向きに 動いていた。 台に加える力の大きさが F を超えた後、 床面で静止している 人から見ると小物体は図2の イ 向きに動いており, 台とともに動く 人から見ると小物体は図2の 向きに動いていた。 イ 右 右 左 左 右 右 左左 左 左 に入れる語の組合せとして最も適 力 右 左 右 左 右 左 右 床面 右左 ア

解答

✨ 最佳解答 ✨

これは慣性の法則を理解しているかを確認する問題です。

慣性の法則とは、
「物体に外部から力がはたらかないとき、または、はたらいていてもその合力が 0 であるとき、静止している物体は静止し続け、運動している物体はそのまま等速直線運動を続ける。」
というものです。

これを要約すれば、
「力が働かない限り、『止まっているものは止まり続ける』し『動いてるものはその速さのまま動き続ける』」
ということです。

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まず「ア」について考えます。

台が動いても、慣性の法則より床からみれば小物体は止まり続けようとするので、台から見たら小物体は左に動こうとします。

しかし、小物体は右向きに静止摩擦力を受けるので、台と一緒に右向きに運動します。

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次に「イ」について考えます。

小物体が台を滑り始めたときの台または小物体の速さをv₀とすると、床から見れば、慣性の法則より、小物体は右向きにv₀で等速直線運動し続けようとします。

(実際は右向きに動摩擦力がはたらくのでv₀より大きな速さで右向きに運動します。)

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最後に、「ウ」について考えます。

最後もやはり慣性の法則により、小物体は右向きv₀で等速直線運動し続けようとしますが、台は力を受けて加速し(力は加速度に比例するため)、v₀より大きな速さで右向きに運動するので、台から見れば相対的に左向きに運動しているように見えるのです。

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これらのことを考えれば②になります。

tkhsre

そういう事なんですね。
このような問題を考える時はやはり台に乗ってる物体は最初はその場に留まろうとするということを考えて、それでも台と静止しながら右に動くから摩擦力が右に働く、と考えていくのですかね?

ジャスタウェイ

その考えで大丈夫です。

tkhsre

ありがとうございます!

wgmgdg3

コメント失礼します、この問題が載っている参考書を教えていただけませんか?

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