✨ 最佳解答 ✨
はじめまして、とるてぃと申します。
今後の入試で使うのか、テスト対策なのかによってアドバイスは変わってきます。
ひとまず、いくつか取り上げて説明してみようと思います。
1894年に始まった日清戦争では、清が敗北しました。これによって「眠れる獅子」と恐れられた清の弱体が露呈し、列強諸国に中国分割されることとなります。
これ以降、清は弱体の一途をたどります。その過程で政府が改革を幾度か行いましたが、うまくいきませんでした。その中で、清朝を倒して新たな国をつくろうと立ち上がった人物がいました。それが孫文です。
彼は日清戦争前から清朝打倒を考えていましたが、鎮圧され亡命生活を余儀なくされていました。この亡命中、1905年に日本の東京で立ち上げたのが中国同盟会でした。
一方、弱体化した清は外国資本を借りて鉄道国有化政策を打ち出しました。これに人々が反対し、暴動が発生しました。これが1911年に始まった辛亥革命です。この年に孫文も帰国し、革命の中心に加わりました。
さて、これと併せてアメリカの進出の話もします。
西武開拓が西端まで到達したアメリカは、海を越えて更なる領土を目指すようになりました。
そこで、キューバ独立支援を口実にスペインと戦いました。これが1898年の米西戦争です。この戦争により、スペイン領であったフィリピン・プエルトリコ・グァムはアメリカ領となりました。
また、同年1898年、やはり同じく領土拡大を目的にハワイを併合しました。
そしてアメリカはさらに西へ進みました。ちょうどその頃、先述のように1895年以降中国分割が進んでいました。これに合流しようとしたアメリカは、中国に門戸開放・機会均等を呼びかけました。
この2年間は(もっと雑に言えば19世紀末)はアメリカの帝国主義的進出が起きていた、と覚えれば良いでしょう。
このように、ある地域に視点を絞り、時系列順に出来事を追うと良いと思います。その過程で外国との関わりがあれば、その国の歴史もたどっていけば、さらに理解が深まります。
他の出来事も分からないところがあれば聞いてください。
返信遅れてすいません。
入試では社会は地理、共通テストでのみ使います。
大変理解が深まりました。辛亥革命の発端はてっきり孫文とばかり思っていたし、門戸開放もハワイ併合の翌年なのは偶然とばかり思っていました。
実は、定期テストで、年号が3つほどランダムに出されるのでハードなんです😅
(もしかしたら私が理解していないだけで、重要なところを選んでいるのかもしれないですが)
とは言え、歴史は苦手分野ですが、一般教養としてきちんと理解しておきたいと言う思いもあります。
3学期の定期テストは第一次世界大戦以降の話で、歴史の中でも苦手な単元ですので、近々同じような質問投稿すると思います。
回答していただき本当にありがとうございます。