解答
(1) 図より
例題3-17
図のように,頂角 α
の直角プリズム ABCが
空気(屈折率を1.0 とす
る) 中に置かれている
いま,空気中の波長が入
の単色光平面波をプリズ
ムのAB面に垂直な方
向から入射させたとこ
ろ, プリズムを透過した
光波は,プリズムの下方DE間を通って直進した同じ単色光平面波と。
の角度をなして重なった。 このとき形成される干渉じまをFG面にスク
リーンを置いて観測する。 次の各問いに答えよ。
プリズムを透過した光波のプリズム AC面における屈折角β を求めよ。
プリズムのこの光波に対する屈折率 n を求めよ。
頂角αが非常に小さいとしたとき, δをnとαを用いて表せ。
FG面はプリズム下方 DE を通って直進した光波の進行方向に対して
垂直とし、この面内に図のようにx軸をとる。 プリズムを透過した光
波の波面はその進行方向と垂直であるから, x=0の位置を通るこの光
波の波面は破線で示したようになる。 このとき FG面上に形成される干
渉じまの隣り合う明線の間隔 4x を求めよ。
屈折角 β=α+8
(2) 屈折の法則より
n=
BA95HX-
sin B sin (a + 8)
sina
sina
(3) α<1,β=α+ 8≪ 1 だから
( 2 ) の結果より n=
a+d
a
8=
=(n-1)α(p.227 発展
プリズムで屈折した光の干渉
A
TB
BDC
E
(18
α
d
8
C
F
x=0
G
249
(北海道大)
8