【2】 ゾウリムシの体液濃度の調節
淡水にすむゾウリムシは,細胞内の体液濃度が淡水よりも高いため,外部から水が
細胞内に浸透してくる。そのため、 入ってきた水をたえず排出して細胞内の体液濃度
を一定に保っている。
ヒトでは,このような体液濃度の調節にはたらく器官は [5
ウリムシでは細胞内に2個存在する [6
そこで,ゾウリムシをさまざまな濃度の食塩
水に入れ〔6
]の収縮する間隔 (収縮し
始めてから次の収縮までの時間の平均)を調べ
たい。 しかし, ゾウリムシはよく動くので, [6
]は水をためて膨らみ, その後, 収縮して細胞外に水を排出する。
[] を観察するためには, 0.01%の塩化ニ
]がそのはたらきをしている。 [6
収縮の間隔 (秒)
300
]であるが, ゾ
200
ッケル溶液に入れて[7
〕の動きを乱すか
メチルセルロースという粘性の高い液体中で運
動を妨げる必要がある。
実験結果は、右の図のようになった。 図中で
最も塩分濃度の低い液は
液であり, そ
A液 B液 C液 D液
のとき [6
[]は5分間に平均 [9 [] 回収縮していることになる。
100
欄の答】 赤血球 2血小板 3 白血球 4 血ぺい 5 腎臓 6 収縮胞 7繊毛 8A 9 15
E液