3 ヤングの実験(Op.200~202)
単色光をスリット So と複スリットS1, S2
に通すと、後方のスクリーン上に明暗の縞
ができ, スクリーン中央の点0で最も明
るかった。 S と S2 は間隔がd [m] で So
から等距離にある。 複スリットとスクリー
ンの距離を [m]とする。
(1) 図のように, スリットの手前に,
屈折率 n (n> 1), 厚さ D [m]の薄い透明板を SS に垂直に置いたとき, So か
ら回折して, S, に達する光と, S2 に達する光の光路差⊿s [m] を求めよ。
(2) 初め,スクリーン上の点にあった明線は、透明板を置いた後、図の上向き
に移動するか,下向きに移動するか。
(3)(2) の移動距離 4x [m] を求めよ。 ただし, 点0 からx [m] 離れたスクリーン上
の点をPとすると, SP と S&P の距離の差は 4 x と表される。
d
212 第3編 第3章光
Sol
D
S2
d
|S1
-1-
10