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高中

肘井の読解のための英文法についてです。
(2)はなぜtaking〜childrenまででOになるのでしょうか。
私はtaking care でO、of〜はMになると思ったのですが、、😭

take care ofという熟語があるのは知っていますが、熟語はもうひとまとまりで考えるのですか、??

英文図解 〈2〉 He enjoys 〈taking care of small children〉. S V O 動名詞の taking から名詞句のカタマリが始まります。 children で終わ り、 「幼い子どもの面倒を見ること」 という意味で、文の0です。 和訳 彼は、幼い子どもの面倒を見て楽しむ。
肘井 名詞句

解答

熟語がひとまとまりになるかどうかは、
その熟語によるのでなんとも言えません。
この文構造の説明はSVOを説明するために細かいことを省いていますが、あえて追求すると

He enjoys がSVで
<taking care of small children>がO
この<>のなかで
takingがV
careがO
of small childrenがcareを修飾するM(形容詞句)です。

つまりめっちゃ細かく印を書くと
<taking <care [of small children] >>
っていうことです。
<>が名詞のまとまり
[ ]は形容詞句のまとまり のつもりで印を振りました。

takingは動名詞なので、それ自体が名詞の働きをします。
だから動詞enjoyの目的語になります。

だけれども、takingは元々は動詞のtakeですよね。
だから、
動名詞になった後も動詞としての働きも残していて、
takeは他動詞だから後ろに目的語を取るんです。
その目的語がcare of small childrenです。

こういうふうに考えると、上に書いたように
< >とかの"カッコのなかにカッコがある"
というような構造になるんです。

なぜ<care >のまとまりのなかに[of〜]があるのか
というと
語順の理屈でいうとcareが名詞で、
前置詞+名詞(of〜)は、
修飾したい名詞の後ろにつくから
ということです。
careをof small childrenが修飾している。

care [of small children] っていうのは
「[幼い子どもの]世話」ですよね。
ってことは
世話 がなかったら[幼い子どもの] は言う意味がないですよね。[幼い子どもの] を受ける名詞がないからです。

だから
care という単語を軸にして
care of small children
がひとまとまりになっている。

そして
<care [of small children]> が
ひとまとまりの<>名詞のまとまりを成していて
これがtaking の目的語になっている

さらにtakingは動名詞だから
<taking <care [of small children] >>自体が
名詞のかたまりになっていて
これがHe enjoys の目的語になっている

というのが、この文の構造を細かい説明になります。

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熟語はもうひとまとまりで考えるのですか、?? → 通常、そのように考えます。
◎He(S) enjoys(V) <taking care of small children>(O).
〇He(S) enjoys(V) taking care(O) (of small children)(M).

あーさん、このような分析がなぜ必要だと感じるのですか?
個人的には、熟語take care of …:…の世話をする を知っていれば、文の意味を知るのに上記の構文分析は全く不要だと思うのですが…。
構文分析の目的は何でしょうか?

参考にしてください。

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