dは、耕地面積が30%未満、森林面積が50%未満、その他の面積が50%未満です。
サ~スが特徴がある国々ですから、Dは特徴がない、と考えてもいいかもしれませんね。
サは、耕地面積が30%以上、つまり、比較的農耕が盛んな国、と考えてもいいでしょう。
シは、森林面積が50%以上なので、熱帯雨林気候のあたりと考えられます。
スは、その他の面積が50%以上ですが、「その他」には、砂漠や草原や放牧地が入ります。
dは、そのどれにもあてはまらない国ということになります。
カメルーン 耕地16.4% 森林39.8% その他43.8%(うち牧草地 4.2%)
セネガル 17.0% 43.0% 40.0%( 29.1%)
ジンバブエ 10.6% 36.4% 47.0%( 31.3%)
ベナン 30.2% 38.2% 31.6%( 4.9%)
いずれもデータブックオブザワールド2021のデータです。
ガーナとモザンビークは、3つのデータを足したら100%超えてしまうので、載せませんでした。
データが少し古いので「d」に入らないものもありますが、いろいろですね。
結局この問題は、森林面積が50%以上の国や「その他」が50%以上の国がどのあたりかをイメージできるかどうか、ではないかなあと思います。