Geography
高中

河合塾模試 地理歴史Bの問題です。アフリカ諸国の国土面積に占める割合を答える問題です。 この地図のdにあたるドット模様の国(タンザニア、モザンビーク、ジンバブエ、ベナン、ガーナ、セネガル)は図4の三角グラフで真ん中に示されているのですが、dの読み方がわからないので教えてください。

①dの森林割合50、耕地の割合30、その他の割合30でいいのでしょうか?解答にはdについての記述がないため解答時には他の要素から導くのではないかと思いますが、単純にわからないので気になっています。
②上記タンザニア、モザンビーク、ジンバブエ、ベナン、ガーナ、セネガルの国土面積に占める割合で一番多いものを調べると森林、耕地と出てきます。決め手がないので解答に入っていないのでしょうか?

解答

dは、耕地面積が30%未満、森林面積が50%未満、その他の面積が50%未満です。
サ~スが特徴がある国々ですから、Dは特徴がない、と考えてもいいかもしれませんね。

サは、耕地面積が30%以上、つまり、比較的農耕が盛んな国、と考えてもいいでしょう。
シは、森林面積が50%以上なので、熱帯雨林気候のあたりと考えられます。
スは、その他の面積が50%以上ですが、「その他」には、砂漠や草原や放牧地が入ります。
dは、そのどれにもあてはまらない国ということになります。

カメルーン 耕地16.4% 森林39.8% その他43.8%(うち牧草地 4.2%)
セネガル    17.0%   43.0%    40.0%(     29.1%)
ジンバブエ   10.6%   36.4%    47.0%(     31.3%)
ベナン     30.2%   38.2%    31.6%(      4.9%)
いずれもデータブックオブザワールド2021のデータです。
ガーナとモザンビークは、3つのデータを足したら100%超えてしまうので、載せませんでした。
データが少し古いので「d」に入らないものもありますが、いろいろですね。

結局この問題は、森林面積が50%以上の国や「その他」が50%以上の国がどのあたりかをイメージできるかどうか、ではないかなあと思います。

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