5.健康な人では、視床下部が血糖濃度を調節する中枢としてはたらいている。 血糖濃度は, 食後一時的な変化
見られるものの, (c) 神経系と内分泌系の協調により一定の範囲内に保たれる。これらの調節が正常に機能しない
(b) 糖尿病などの病気につながる。
(1) 下線部(a)に関連する記述として正しいものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
①血糖濃度が増加すると,交感神経を介して副腎皮質からアドレナリンが分泌され、グリコーゲンからグルコースへ
分解が促進される。
Teen
②血糖濃度が低下すると、副交感神経を介して副腎皮質から鉱質コルチコイドが分泌され, タンパク質からのグルコ
ス合成が促進される。
Op
③血糖濃度が増加すると、副交感神経を介してすい臓のランゲルハンス島 B細胞からのインスリン分泌が促進され、
ルコースからグリコーゲンが合成される。
④血糖濃度が低下すると,交感神経を介してすい臓のランゲルハンス島 B 細胞からのグルカゴン分泌が促進され、
リコーゲンからグルコースが合成される。
222
(2) 下線部(b)に関して,図は、検査のために健康な人Xと糖尿病患者 Y がグルコース溶液を飲んだ後に起こる血
濃度と血中インスリン濃度の時間変化を模式的に示したものである。 この糖尿病患者の体内で見られる現象に目
する記述として最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。 ただし,PU は活性をもつインスリンの量を示
LANGEN
単位である。
V① Yでは、グルコース溶液を飲む前の血糖濃度は,グルコ (mg/100mL)
ペース溶液を飲む前のXの血糖濃度より低い。
②Yでは、グルコース溶液を飲む前の血糖濃度は,グルコ
ース溶液を飲んだXの血糖濃度の最高値より高い。
③ Yでは、グルコース溶液飲んだ後の血中インスリン濃度
は、グルコース溶液を飲んだ後のXの血中インスリン濃
度よりも常に高い。
Yでは、グルコース溶液を飲んだ直後の血中インスリン
濃度上昇は、グルコース溶液を飲んだ直後のXの血中
インスリン濃度上昇よりもゆるやかである。
1
血糖濃度
250
200
150
100
50
糖尿病患者
150x20 540
健康な人X
0 30 60 90 120
グルコース摂取後の時間(分)
(pU/mL)
血中インスリン濃度
80
60
40
20
健康な人X
糖尿病患者Y
0 30 60 90 120
グルコース摂取後の時間!
ありがとうございます!!
助かります🙏🙏