B いろいろな天体の見え方について調べるために, 日本のある地点において,次の観察をした。 これ
に関して,あとの (1)~(5) の問いに答えよ。
図 ⅡI
観察 ① ある日の午前3時に南の空を見上げたところ、 ある星座を形づくる星Xが南中していた。
を行った翌日、あ 図 Ⅰ
る時刻にある方位の空
を天体望遠鏡で観察す
ると, 金星が見られた。
図I は, その視野に見
られた金星の形状をス
ケッチしたものである。 また,このとき,
ある方位の空には月が見えていた。 図ⅡIは,
この日の地球, 月, 太陽の位置関係, およ
び金星の公転軌道, 黄道付近に見られる4
つの星座を模式的に表したものである。
金星
金星が公転する向き
さそり座
DO
しし座
太陽
なっている。
(4) 観察の②] を行ったときの月に関して,次のa,bの問いに答えよ。
B
地球
月
みずがめ座
A 金星
ふたご座
金星の公転軌道
(1) 次の文は,観察を行った日から1か月後に星 X が南中する時刻について述べようとしたも
のである。 文中の2つの 〔 〕内にあてはまる言葉を, アイから一つ, ウ エ から一つ、それ
ぞれ選んで、その記号を書け。
地球は太陽のまわりを約1年かけて公転しているので,観察の口を行った日から1か月後の
午前3時には, 星 Xは真南から 〔ア約15度 約30度〕 だけ西にずれた位置に見える。 次に,
星の1日の動きを考えると, 星 Xは1時間に約15度の割合で東から西に動いているように見え
るので, 星 X が観察の口を行った日から1か月後に南中する時刻は, 〔ウ午前1時 午前5時〕
ごろである。
(2) 地球や金星のような太陽系の惑星のうち, 公転周期が最も長いものは何という惑星か。 その名称
を書け。
海王星
(3) 観察の② を行った日の金星の位置はどれか。 図ⅡIのA~Dのうち,最も適当なものを一つ選んで
その記号を書け。ただし, 天体望遠鏡の視野に見える金星は, 実際の金星とは上下左右が逆向きに
a このとき、月はどの方位の空に見えていたか。 4万位で書け。
⑥ このときに見えていた月は、その見かけの形から一般に何と呼ばれる月か。 その名称を書け。
(5) 図ⅡIの4つの星座のうち、観察の2 を行った日に、いろいろな方位の空を一晩中観察してもほと
んど見ることができない星座は何座か。 その名称を書け。