＿「R点で雲をつくり」→「R地点で雲ができ始めた。」→「R地点で初めて湿度が100%になった。」
＿①、その時の気温は何℃？
＿R地点の海抜は1200[m]。
＿P地点の海抜は0[m]で、外気温は30[℃]。
＿「雲が出来ていない状態では100m上昇するごとに1℃ずつ下がる」
＿①、の気温を返信して下さい。分からなければ、①分からない、と返信して下さい。
＿②、気温と、設問の表から、(単位体積当たりの)含有水蒸気量が分かります。幾つですか？
＿②、の含有水蒸気量を(単位も添えて)返信して下さい。分からなければ、②分からない、と返信して下さい。
＿③、雲が出来るまでは、含有水蒸気量はP地点でも、Q地点でも、R地点でも、変わりません。雲ができ始めると、含有水蒸気量が変わり始めます。
＿③、分かる、③分からない、を返信して下さい。
＿④、②・③から、Q地点での含有水蒸気量が分かりました。Q地点での飽和水蒸気量が分かれは、
(含有水蒸気量)/(飽和水蒸気量)✕100
で湿度が求められますよね？
＿Q地点の海抜は1000mです。
＿P地点の気温は何℃ですか？
＿④、何[℃]と返信して下さい。分からなければ、④分からない、と返信して下さい。
＿⑤、気温が分かれば、設問文の表からQ地点の飽和水蒸気量が求められますね？
＿⑤、と書いて、飽和水蒸気量を(単位を添えて)返信して下さい。分からなければ、⑤、分からない、返信して下さい。
＿⑥、②・⑤から、④の式を用いて湿度が求まりますよね？
＿⑥、と書いて、湿度を求める式と、四捨五入する前の湿度と、を返信して下さい。分からなければ、⑥、分からない、と返信して下さい。
＿返信遅れるのは、コメントでサッカー重視だと分かっているから良いですよ。
＿但し、急いでいる訳ではない様なので、もう少し本質的な(初歩的な)お話しから始めたいと思います。
＿因みに、②15.4gは間違いです。表を良く見て下さい。表に答えがあることは、前回もお話ししました。
＿⑧「とういことは、雲の中の水蒸気は100%ですか？」→惜しいです。湿度が100[%]です。水蒸気が100%ですと、気体の水分子以外は存在しない、と言う意味になり、また、100%が容量%なのか、質量%なのか、に依って意味(数値)が変わって来ます。濃度が100%と言う意味になってしまうのです。
＿少し、基本的な事をお話しします。
＿［9］、気体とか、液体とか、容器等に合わせて自由に形を変えられる状態を流体と言います。
＿流体と言うのは、なな さんが思っているよりもずっと混ざり難(にく)いのです。
＿アイスコーヒーにガム・シロップを入れても、良くマドラー(掻(か)き混ぜ棒)やらストローやらでかき混ぜないと、味が均一にならないし、良くかき混ぜたつもりでも、最後の方は甘ったるくなったりしますよね？
＿気体を含めた流体は、とても混ざり難いのです。
＿台風が日本にやってくると、時々、温帯低気圧になってしまいますよね？それは、2種類の非常に大きな空気の塊が、ぶつかり合って、台風のぐるぐる渦巻きで混ぜても、余り混ざらなくなったら、温帯低気圧扱いになるのです。
＿台風が温帯低気圧になっても、まだ凄い雨は降ってるし、風も十分強いですよね？
＿あれだけ凄い力で掻き混ぜても、十分混ざらないのです。
＿［9］、空気を含めた流体は、とても混ざり難い。理解出来たら、[9]、分かる、分からなければ、[9]、分からない、を返信して下さい。
＿[10]、[9]で説明した様に、空気はとても混ざり難(にく)いので、山の麓から風に吹かれたりして、空気の塊が山裾を昇って行くと、形は変えても、その空気の塊とその周囲の空気とは、十数分〜数十分(或いは、数時間)はあんまり混ざらないで山裾を昇って行きます。
＿さて、空気と言うのは、性能の良い断熱材ですよね？ダウンやら、羽毛布団やら、が防寒効果が高いのは、空気のおかげです。
「続く」
「つづき」
＿ですから、気塊(きかい、≒空気の固まり。)が風とかに吹かれて、山裾を昇って行くと、その気塊(きかい)の周りの空気が断熱材の役割りをして、熱交換、即ち、周りの空気との温度の平均化はされないのです。
＿教科書等では、シリンダーやらピストンやらに入れた空気で説明していますが、容器に入っていなくても、断熱膨張やら断熱圧縮やらになるのです。
＿(後で説明しますが、断熱材に包まれる、と言う事と、保温される、と言うことは別の事です。気体自らが温度を変えるからです。)
＿[10]、空気は断熱材。だから、容器に入ってなくても、断熱膨張・断熱圧縮する。理解できたら、[10]、分かる、分からなければ、[10]、分からない、を返信して下さい。
(今日はここまで。)
＿②、の単位を直して、回答を返信し直して下さい。[9]・[10]、の返信をして下さい。
＿返信を確認後、続きを書きます。
＿②、の単位を直して、回答を返信し直して下さい。表を良く見てみましょう。
＿①、18[℃]、正解。
②、15.4[℃]、不正解。数値は合っています。聞いているのは、水蒸気量です。単位は何ですか？表に書いてあります。もう一度良く見てみましょう。
＿⑦、露点と言うのは、雲が出来初める気温です。湿度が100%になったから、水蒸気(≒透明で目に見えない状態。湯気は、細かい水滴が空気中に分散している状態。即ち、雲の状態と殆ど一緒。違いは、水滴の水温と、水蒸気の気温と、が高いか、低いか、の違い。) ⑦、分かる、分からない、を返信して下さい。
＿⑧、だから、雲が出来始めるR地点での水蒸気量は、飽和水蒸気量であり、且つ、含有水蒸気量。
(R地点の含有水蒸気量)=(R地点の飽和水蒸気量)
だから、
(R地点の湿度)=
(R地点の含有水蒸気量)/(R地点の飽和水蒸気量)✕100
=100[%]
⑧、分かる、分からない、を返信して下さい。
＿②、の単位を直して、回答を返信し直して下さい。⑦・⑧、の返信をして下さい。
＿返信を確認後、続きを書きます。