ウ 水平面に対し
2 拓也さんと博樹さんは,音が光と同様に反射する性質を利用し、音の速さを調べる実験を
行った。 図33のように, 校舎の壁から10.0m離れたA地点にマイクロホンを置き,コンピュータ
に接続した。 次に, A地点からさらに2.0m離れたB地点で博樹さんが1回手をたたき、拓也さん
風はなかった。 図34は, A地点で記録した波形を示したもので, a は最大の振幅を,bは手を
A地点での音の波形を記録した。 このとき, A, B地点は校舎の壁に垂直な同一直線上にあり、
たたいた直接の音と校舎の壁で反射した音の時間の間隔を示したものである。
図34
図33
拓也さん
コンピュータ
マイクロホン
12.0m
博樹さん B地点
A地点
10.0m
172,
校舎の壁
0100000
420
10 466
140
a
b
240
✓ (1) 図34について, bの時間の間隔は0.0580秒であった。結果から推測される音の速さは何m/s
か。 小数第1位を四捨五入して答えなさい。
(2)図33について,手をたたく音を大きくして同様の実験を行うと,最大の振幅は図34の』と
ウ変わらない)。 また, 図33のマイクロ
イ 小さくなる
比べて① (ア 大きくなる
ホンを,A地点から校舎に向かって5.0m近づけて同様の実験を行うと、手をたたいた直接の
音と校舎の壁で反射した音の時間の間隔は,図4のbと比べて② (ア大きくなる
イ 小さくなる
ウ変わらない)。
①② (
の中からそれぞれ正しいものを一つずつ選び, 記号で答えなさい。
実験を終えた二人は、他の方法で音の速さを調べることができないかと考え、「ピッピッ
ピッ…」と一定の間隔で音が鳴る電子メトロノームを2台使った実験を計画した。 次の I~Ⅲは,
その方法を示したものである。
I 二人が同じ地点に立ち、電子メトロノームの音が鳴る回数を1分間当たり240回に
設定し、 2台の音を同時に鳴らし始める。
II 1台を拓也さんが持ち,もう1台を持った博樹さんが拓也さんから遠ざかっていく。
2台の音がずれてくることを確認し、再び音が一致したところで博樹さんが止まり、
二人の間の距離を測定する。
【 (3) 下線部がd 〔m〕 のとき, 実験から求められる音の速さは何m/s かd を使って表しなさい
ただし、風の影響は考えないものとする。