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章 | 演習問題
「力のつりあい (p.46~47)
重さ(重力の大きさ)
20Nの小球に2本の
軽い糸1,
2をつけ,
の他端を天井に固定
して小球を静止させた。 1,2が鉛直方向となす角
がそれぞれ30°60°であったとき, 糸が引く力の
大きさ T, [N] と糸が引く力の大きさ T2 [N] を求めよ。
130°
糸 1
2
60°
②2物体の運動方程式 ① (p.60~61)
軽い定滑車に軽い糸をかけ, その両端に
質量 5.0kgのおもり A と,質量2.0kgの
おもりBをつけて, 静かに手をはなす。
重力加速度の大きさを9.8m/s² とする。
15 (1) おもりの加速度の大きさa [m/s²] を
求めよ。
(2) 糸がおもりを引く力の大きさ T [N] を求めよ。
3 2物体の運動方程式 ② (p.60~61)
質量 0.20kgの物体Aをな A
■めらかで水平な机の面上に
置く。 物体に軽くて伸びな
いひもをつけ, これを机の
端に固定した軽い滑車に通
し ひもの端に質量 0.15kgのおもりBをつるす。 重
力加速度の大きさを 9.8m/s² とする。
(1)物体Aの加速度の大きさa [m/s 2 ] を求めよ。
(2) ひもが物体 A を引く力の大きさ T [N] を求めよ。
静止摩擦力 (p.62~63)
「あらい面をもつ板の上に物
かたむ
体を置き、板を傾けていく。
図のように、傾きの角が
30°になった直後に,物体
は静かにすべりだした。 物
体と板の面との間の静止摩擦係数を求めよ。
130°
M
B
✓
あらい面
⑤5 動摩擦力 (p.63~64)
傾きの角が30° のあらい斜
面上を物体がすべり下りる
とき, 物体に生じる加速度
a [m/s²] を求めよ。 重力加
速度の大きさを9.8m/s²,
斜面と物体との間の動摩擦係数を
そって下向きを正とする。
思考問題
130°
t₁
1
2√3
6 浮力 (p.67)
1辺が10cm(=0.10m) の立方体の
物体を水に浮かべたところ, 物体の
体積の半分が水面下に沈んだ。 この
とき, 物体が受ける浮力の大きさ F
[N] と, 物体の質量m[kg] を求めよ。 水の密度を
1000kg/m² 重力加速度の大きさを 9.8m/s² とする。
t₂
②台車の速さ
④台車の質量
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この章の
要点の確認
あらい
斜面
とし、斜面に
運動の法則 (p.53~56)
斜面上の台車の運動に関
する実験を行った。 静止
していた台車を, 斜面に
そって上向きに手で押し
て, 斜面上をすべり上が
らせる。 台車から手をは
なしたのち, 台車は最高
点に達し, その後,斜面
を降下した。 台車に内蔵されている速度センサーによ
り, 台車の運動を調べたところ, 速さ”と経過時間
の関係を表すグラフは図のようになった。 空欄に当て
はまる適切な語句を下の選択肢から選べ。
〔 1の選択肢]
①時刻の瞬間 ② 時刻の瞬間 ③時刻の瞬間
[2
3
の選択肢]
① 台車の移動距離
③台車の加速度の大きさ
M
台車が最高点に達するのは,1 と考えられる。
台車が降下するときのグラフの傾きの大きさから
[ 2 がわかるので、あとは3 を調べれば,
台車が降下するときに, 台車にはたらく合力の大き
さを求めることができる。