物体を水平方向に 4.0Nの力で押して 2.0m動かした。
このとき加えた力のした仕事 W [J] を求めよ。
「W=Fx」 より W=4.0×2.0=8.0J
61 仕事 教 p.71
図のように, 傾き 30° のあらい斜面
上を物体が点Aから点Bまですべ
り下りるとき, 物体にはたらく重力
( 40N), 垂直抗力 (34N), 動摩擦力
(16N) の各々がする仕事 W 〔J〕,
W2〔J], W3 [J] を求めよ。
ただし, AB=3.0m とする。
重力の斜面に平行な方向の力の大き
さをF[N] とすると、 直角三角形の
辺の長さの比より
F: 40=1:2
垂直抗力 34N
B
1
P60°
/3
30°
30°
130°
2F=40 よって F=20N
「W=Fx」 より Wi=20×3.0=60J
垂直抗力は,力の向きが移動の向きと垂直なので
W2=0J
動摩擦力は、力の向きと移動の向きが反対なので
「W=-Fx」 より Ws = -16×3.0=-48J
「動摩擦力
16 N
重力 40N
A
垂直抗力 (34N)
動摩擦力
(16N)
重力 ( 40N)
60%
30°
[60]
8.0J
61
W₁: 60J
W2: OJ
W3:
重力
-48 J
(別解) 物体の移動の向きと,
各力がなす角は
重力: 60° 垂直抗力 : 90%
動摩擦力: 180°
であるから 「W=Fxcose」 を
使用いて計算することもできる。
垂直抗力 180°
90°
30°
30°M
動摩擦力