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大學
已解決

2番の文意から
単独ですべての債権者のために全部または一部の履行を請求することができ、債務者は、すべての債権者のために各債権者に対して履行することができる
と読み取れるのはどうしてですか?

Ⅲ民法 債権総論 問題62 多数当事者の債権関係に関する以下の記述のうち、誤っている ものを1つ選びなさい。 1. ABは,等しい持分で共有する甲土地を1000万円でCに売却し によって生じる代金債権として, それぞれがCに対して500万円の 支払を求める債権を取得する。 た。 この場合、 別段の意思表示がない限り, ABは、この売買契約 2,ABCは、共同で1棟の建物をDから購入した。 この場合,AB Cは、この売買契約によって生じる建物の引渡しを求める債権を行 使するときは,それぞれ単独でDに対して全部の履行を求めること ができる。 3.ABCは,共有する1棟の建物をDに売却した。 この場合, D は, この売買契約によって生じる建物の引渡しを求める債権を行使する ときは, ABC全員に対して同時に履行の請求をしなければならな 4.ABが連帯して100万円の金銭債務をCに対して負担している。 この場合, Cは、ABいずれか一方に対して全部の履行を請求する ことも, AB両方に同時に全部の履行を請求することもできる。

解答

✨ 最佳解答 ✨

まずここで問題になる債権は、
(Dに対する)建物の引渡し である。
→必然的にこの問題ではA,B,Cが債権者、Dが債務者

債権の目的(建物の引渡し)がその性質上不可分であり、それがA,B,C(数人)により連帯して(共有者である)債権を有するから、連帯債権だね(民法432条)。
※今回は問題になってないが、逆にA,B,Cは、連帯債務(建物の代金債務)を負ってることになりそうだ。

つまり、連帯債務の逆パターンが連帯債権
→ ABCの誰でも、Dに対して建物の引渡しを求めることが出来る。そして、DはABCの誰かに建物の引渡し(言い換えると弁済)をしたら終わり(*^^*)

わからんけど、432条の「債務者は、全ての債権者のために各債権者に対して履行すること(ここでは建物の引渡し)ができる」っていうのは、全ての債権者がA,B,Cで、「各債権者に対して」がA,B,C誰にでもということだと思うんだが、

※弁済:債権者を満足させること

ひかり

返信遅くなりました💦
ご回答頂きありがとうございました!とても助かりました

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