Biology
高中
已解決
問2 なんですがこの実験と被膜がどう関係しているかが分かりません。
16 形質転
肺炎双球菌にはS型菌とR型菌が存在する。 それぞれの菌のネズミに対す
る病原性に関して, 以下の実験を行った。
実験Ⅰ ① S型菌の懸濁液を複数のネズミに注射したところ, すべてのネ
ズミが発病した。
② R型菌の懸濁液を複数のネズミに注射したところ すべてのネズミが
発病しなかった。
③ S型菌の懸濁液を加熱殺菌し, R型菌の懸濁液と混合したものを複数
のネズミに注射したところ、 一部のネズミが発病した。
実験Ⅱ ① S型菌を破壊し, 菌体内に含まれる物質のみを抽出した。 その
抽出物をR型菌の懸濁液に混合してしばらく放置した後, その懸濁液を
複数のネズミに注射したところ、 一部のネズミが発病した。
②実験ⅡI ①S型菌の抽出物をある酵素で処理した。 その処理した抽出
物をR型菌の懸濁液に混合してしばらく放置した後, その懸濁液を複数
のネズミに注射したところ, すべてのネズミが発病しなかった。
問1 (1) 実験Ⅰ③の加熱殺菌によって働きを失いやすい物質は何か。
(2) 実験ⅡI ①S型菌の抽出物中に含まれる物質で, S型菌の形質を支配
する物質は何か。
問2 実験IとⅡIにおいて, ネズミに注射した肺炎双球菌を含む懸濁液をそ
れぞれ一定時間培養し、培養後の肺炎双球菌の形態を観察した。 以下の観
察結果にあてはまる肺炎双球菌の懸濁液を, 「実験I①」 のようにすべて
答えよ。 あてはまるものがない場合は 「なし」と答えよ。
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(1) 観察した肺炎双球菌は, すべて被膜をもっていなかった。
(2) 観察した肺炎双球菌は、すべて被膜をもっていた。
(3) 被膜をもった肺炎双球菌が多かったが, 被膜をもたない肺炎双球菌も
観察された。
(4) 被膜をもたない肺炎双球菌が多かったが, 被膜をもった肺炎双球菌も
観察された。
(5) 被膜をもつ肺炎双球菌と被膜をもたない肺炎双球菌が、 ほぼ 1:1に
観察された。
問3 実験ⅡIについて以下の問いに答えよ。
(1) 下線部にあてはまる最も適切な酵素を答えよ。
(2) 下線部と同じ効果が期待できる処理を次からすべて選べ。
① X線照射
2 加熱
4 凍結
(5) 赤外線照射
問4 肺炎双球菌の病原性を支配する物質について考察するために,さらに
調べる必要のあることを次からすべて選べ。
③ 紫外線照射
(1) 加熱殺菌したS型菌の病原性 (2) 加熱殺菌したR型菌の病原性
(③3)
S型菌からの抽出物の病原性
R型菌からの抽出物の病原性
(5
R型菌の抽出物をS型菌の懸濁液に混ぜたものの病原性
(6) R型菌の抽出物を, 加熱殺菌したS型菌の懸濁液に混ぜたものの病原性
問5 実験Iと実験ⅡIは,それぞれ1928年と1944年に、別々の研究者によっ
て行われた実験を参考にしたものである。 それぞれの実験を行った研究者
を答えよ。
(北里大)
精
■肺炎双球菌 多糖類のさやをもつS型菌ともたないR型菌が
ある。 S型菌は白血球の食作用から菌を守ることができるので,
ネズミの体内でも増殖できる=病原性をもつ。
●グリフィスの実験 ① S型菌をネズミに注射一
→
(2) R型菌をネズミに注射→ ネズミは発病しない」
③ 加熱殺菌したS型菌 + R型菌をネズミに注射→ ネズミは発病
●エイブリーの実験 ① S型菌抽出液 + R型菌→ R型菌以外に, 一部S
型菌が増殖
② S型菌抽出液 + タンパク質分解酵素 + R型菌→ R型菌以外に,一部S
型菌増殖
(3) S型菌抽出液 + 多糖類分解酵素+R型菌→ R型菌以外に, 一部S型菌増殖
(4)
S型菌抽出液 + DNA 分解酵素 + R型菌 → R型菌のみ増殖
04 AR-545
CAN
問2 形質転換するのはごく一部。 発病したのはS型菌が生じた
ため。
ネズミは発病
解説
問3 核酸は,X線や紫外線照射によって働きを失う。
問4 実験I③の対照実験として ①, 実験ⅡI ①の対照実験として③が必要。
問1 (1) タンパク質 (2) DNA
問2 (1) 実験I ②, 実験ⅡI ② (2) 実験I ①
(4) 実験Ⅰ③, 実験Ⅱ ①
(5) なし
問3 (1) DNA 分解酵素
(2) ①,③
4 1, 3 問5 実験Ⅰ : グリフィス 実験ⅡI : エイブリー
(3) なし
解答
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