✨ 最佳解答 ✨
It is 〜 which/who/that …
という形の【強調構文】というやつです。
これは
仮主語itとthat節の構文 や
仮主語itと疑問詞whichの節の構文 とも違います。
「強調したい語句をIt is とthatの間に挟む」と教わるやつです。
①It was the boy who broke the window.
②It was Tom who broke the window.
③It was by accident that Tom broke the window.
be動詞は過去形になってますがこれは全て強調構文です。
who/which/thatが使われるので、これは関係代名詞と考えられがちなんですが、おっしゃる通り関係代名詞とは似てはいるけど性質が異なるものです。
①は、意味は置いておくとして、形の上では関係代名詞と同じです。
②は、関係代名詞だとするとおかしいです。Tomという固有名詞に関係代名詞がカンマなしでつくことはありえないからです。
③も関係代名詞とは考えられません。by accidentという副詞句に関係代名詞のまとまりが修飾するのはおかしいです。
ということで、関係代名詞でないのは明らかなんですが
じゃあなんなんだ、というとはっきりと言えません。
そもそも、強調構文そのものが、
it is/thatを取り外しても文が成り立つところに、強調するために無理やりit is/thatをぶち込んだもので、言うならば、関係代名詞とか仮主語itの構文の「型を借りている」ものなんです。
なので文構造をS/V/O/Cとかって取るときも、it is/thatをS・V とかって含めてしまうとおかしくなってしまいます。
関係代名詞の文は、たとえば
④This is the boy who broke the window.
a)this is the boy / b)the boy broke the window
2文に分けられて、それを一文に結合する際に、b)のthe boy をwhoにしている。
これは関係代名詞の基本的な性質です。
同じことを①の文でやってしまうと
itを「それは」と訳さないといけなくなってしまうのでおかしくなってしまいます。
つまりit is / thatをS/V/O/Cなどの文構造に含めてしまうとおかしくなってしまう、ということです。
まとめると、
it is/that は強調のためにこの型を持ち出してきた、この型を1セットとして理解するべきもので、
これを分解して品詞を考えて文構造を取ったりしようとするとおかしくなる、
ということです。
まず強調構文でit isの後ろに入る語はthatだけかと思っていました…
今まで何となくとりあえず伝えたいことを強調してる感じの文章、、?的な単純で浅い解釈をしていましたが、今回順をたどって強調構文を理解出来ました!ありがとうございます😭🙇♀️
そういうわけで、
このwhichには単独で名前がついていたりもしません。
(少なくとも私は聞いたことありません。)