遺伝子の本体であることが明らかとなった。ァ核1個当たりの DNA 量は,ヒトの肝臓の
問題
思考判断計算
口49. DNA 量とゲノム■核酸に関する次の文章を読み,下の各問いに答えよ。
核酸はミーシャーによって1から発見され,その後,核酸の一種である DNA。
場合,約6×10gであり,このことからヒトの精子は約2×10-"gの DNA た。
んでいると推察される。また,ヒトの肝臓の DNA に含まれる塩基を調べてみると、約20。
がアデニンであり,このことからグアニン含量は,ヒトの肝臓の DNA では約「3
ヒトの精子の DNA では約口
下のような操作を行った。
まず,ニワトリの肝臓をすりおろし,DNA と混在しているタンパク質を除きやすく+
るためにトリプシンを加えた。次に食塩水を加え,5分間煮沸した。煮沸後の溶液をろ当
した後, 5
4
1%であると推察される。DNA を単離する目的で、
を加え,この操作を何度かくり返して,繊維状の沈殿を得た。
|5に当てはまる最も適切な語句や数値を答えよ。
問1.上の文中の
問2.ヒトのゲノム(染色体数23本)の総塩基対数は,約30億である。ゲノム全体で塩基細
成に違いがないとした場合,1000塩基対分のDNAの重さ(g)はどれくらいになると計算
されるか。下線部アの記述を参考にして,最も適切な数値を答えよ。
解答&解説
v 4A
『の K L/J*Y 14 ノ
ル ー Iロ ノ v'o
間2.肝臓を含むヒトの体細胞は46本の染色体を含み, DNA 量はゲノムの2倍と
なっている。したがって,ヒトのゲノムに相当する DNA 量は, 6×10-2gの半分
の3×10-2gである。ヒトのゲノムは30億(3×10°)塩基対であることから,
1000(10°)塩基対の DNA 量は,3×10°塩基対:3×10-12g=10°塩基対:xgより,
3×10-12×10°
3×10°
=1×10-18 (g)となる。