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149、 DNA量とゲノム■核酸に関する次の文章を読み,下の各問いに答えよ。
核酸はミーシャーによって 1 から発見され,その後,核酸の一種である DNA が
a
遺伝子の本体であることが明らかとなった。 核1個当たりの DNA量は,ヒトの肝臓の
ア
場合,約6×10-12gであり,このことからヒトの精子は約 2 ×10-12gの DNA を召
んでいると推察される。また, ヒトの肝臓の DNA に含まれる塩基を調べてみると,約30%0
がアデニンであり,このことからグアニン含量は、ヒトの肝臓の DNA では約
ヒトの精子のDNA では約 4 %であると推察される。DNA を単離する目的で,以
下のような操作を行った。
まず,ニワトリの肝臓をすりおろし, DNA と混在しているタンパク質を除きやすくす
るためにトリプシンを加えた。次に食塩水を加え, 5分間煮沸した。 煮沸後の溶液をろ過
した後, 5 を加え,この操作を何度かくり返して 繊維状の沈殿を得た。
問1.上の文中の 1~
間2.ヒトのゲノム(染色体数23本)の総塩基対数は, 約30億である。 ゲノム全体で塩基組
3
1%,
5 に当てはまる最も適切な語句や数値を答えよ。
成に違いがないとした場合, 1000塩基対分のDNAの重さ(g)はどれくらいになると計算
されるか。下線部アの記述を参考にして, 最も適切な数値を答えよ。