✨ 最佳解答 ✨
X^3-2 = (X-2^(1/3)) (X^2+2^(1/3)X+2^(2/3))
f(X)=X-2^(1/3)
g(X)=(X^2+2^(1/3)X+2^(2/3))
とする.
前の問題と同様に
Xに2^(1/3)を代入する準同型写像を考えれば
R[X]/(f(X))=R ① (単に余りが実数であるからとしてもいい)
Xに2^(1/3)e^(iπ/3)を代入する準同型写像を考えれば
R[X]/(g(X))=C ② (余りの一次式aX+bを複素数 a{2^(1/3)e^(iπ/3)}+b と一対一対応させている)
①②より
R[X]/(f(X)) × R[X]/(g(X)) = R×C ③
fとgは互いに素だから中国剰余定理より
R[X]/(f(X)g(X))=R[X]/(f(X)) × R[X]/(g(X)) ④
③④より
R[X]/(f(X)g(X)) = R×C
Aが整域⇔R×Cが整域
であるが
(1,0)·(0,1)=(0,0)
となるのでR×Cには零因子が存在するゆえ整域ではない.
(これをAで考えると (fgの倍数ではないがfの倍数)·(fgの倍数でないがgの倍数)=fgの倍数=0)
AとR×Cは環として同型だからAの演算をR×Cでやってもいい
(r,c)^4=(1,1)
r^4=1 かつ c^4=1
r=±1 かつ c=±1 or ±i
(r,c)=(±1,±1) or (±1,±i) 複合任意
で8個
訂正
誤 e^(iπ/3)
正 e^(i2π/3)