ももさんが挙げた「原子番号が大きくなるほどイオン半径が小さくなる」というのは、同族ではなく同周期内での傾向です。
同族(縦):陽子数が増える→電子殻が増える → イオン半径は大きくなる
同周期(横): 陽子数が増えても 電子殻は増えない→引力が強くなる → イオン半径は小さくなる
一見すると「陽子が増えるなら電子も増えるし、引きつける力は相殺されるのでは?」と思ってしまいますよね。でも、これは電子がどこに配置されているかを考慮していない単純な発想です。
実際には、外側の電子は内側の電子よりも原子核から離れているので、原子核の正電荷を相殺しにくいと考えられます。よって、すべての電子が原子核の正電荷を相殺するわけではないので、陽子が増えると引力が強くなるのです。