長くなってしまったので概要だけ説明すると、
1番は三角形の角度を求める。2番は1番で求めた比をもとにして考える。です。
1番について
ひし形は全ての辺の長さが等しいので、1辺が1ということは全て1です。このひし形に隣接正方形のいっぺんも1ということができます。
問題は三角形です。これは角度を求めてみないと辺の長さが出ません。写真の黄色く印をつけたところを見て見てください。正方形は90°、その上に合同なひし形がありますね。このひし形の角度は同じなので、360°から正方形の90°を引いて、それを2で割る（（360°-90°）÷2）と、ひし形の大きい方の角度が出ます。これが出たら、小さい方の角度も45°と分かります。このことから、直角二等辺三角形とわかるので、斜辺が√2だと分かります。
最後に1+1+√2をすると答えが出ると思います！
2番について、
こちらは、1番で求めた値を参考に考えます。
大きい正方形の1番下の辺は、正方形、三角形、正方形と並んでいると思いますが、この辺の比は1:√2:1と先程わかりました。
大きい正方形の一辺を2√2xとでも置くと、ひし形の辺は1/2√2xになります。2√2x=27なので、27×1/2√2より、ひし形は27/2√2になります。√2=1.414より、9.547...となるので四捨五入して答えは9.5です。
