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近代産業を進める中で日本が中国やロシアと戦争することになった理由ですね。背景には、当時の日本が目指した「富国強兵」と深く関わっています。
■富国強兵とは？
西洋列強に追いつくために、日本が近代化を進め、経済力と軍事力を高めることを目指したスローガンです。
■日本が中国と戦争をした理由（日清戦争）
当時の清（中国）は、日本と同じように欧米列強に開国を迫られていましたが、日本に比べて近代化が遅れていました。
日本は、朝鮮半島への影響力を強めたいと考えていました。
日清戦争は、朝鮮半島の支配権をめぐって日本と清が対立したことが原因で起こりました。
日本は、この戦争に勝利したことで、台湾などを獲得し、国際的な地位を高めました。
■日本がロシアと戦争をした理由（日露戦争）
日清戦争後、ロシアは満州（中国東北部）への進出を強めていました。
日本は、ロシアの南下政策を警戒し、満州と朝鮮半島における権益を守りたいと考えました。
日露戦争は、満州と朝鮮半島の支配権をめぐって日本とロシアが対立したことが原因で起こりました。
日本は、この戦争に勝利したことで、満州の一部における権益を獲得し、列強の一員として認められるようになりました。
■つまり
日本は、近代化を進める中で、資源や市場を求めてアジアへの進出を強めました。
その過程で、中国やロシアとの間で利害が対立し、戦争へと発展したのです。
これらの戦争は、日本の近代史において重要な転換点となりました。
詳しくありがとうございました！！